特製スパイスで食の世界旅行! 『各国を旅する気分が楽しめるエスニックご飯の素<スパイス紀行>』をおためし

 

本格的な味わいにこだわったレトルト食品、『各国を旅する気分が楽しめるエスニックご飯の素<スパイス紀行>』が発売された。ガパオ・麻辣魯肉飯・タコライスの3種類。どれも比較的馴染みのある人気料理だが、本当に本場に行ったような気分になれるのか3種全て食べてみた! 

 

中村屋のレトルトにエスニック料理が新登場

お菓子や中華まん、レトルト食品で親しまれている中村屋(東京都)。昭和初期にまだ日本で馴染みのなかったインド式カレーを広めるなど、日本の食文化の多様化に長年貢献してきた。

 

レトルト食品の中でも革新的なのが、トッピング用の特製スパイスを付けたスパイス紀行シリーズ。カレー3種類だったラインナップに、新たに『各国を旅する気分が楽しめるエスニックご飯の素<スパイス紀行>』(全3種類各140g・希望小売価格 税込357円・発売中が加わった。

沖縄定番料理のタコライスのほか、タイのガパオ・台湾の麻辣魯肉飯の3種類がラインナップしている。それぞれ、スパイスなし・スパイスありの味わいを確かめてみよう。

熱湯であたためる場合は5~7分沸騰させる。もっと簡単なのは電子レンジで、500Wで1分・600Wで50秒温めるだけ! 空気穴を開けたり、容器に移し替える必要はない。レンジ内に置く際、上にする面が決まっている点にだけ気をつけてほしい。

 

バジル香るスパイシーなタイの国民食・ガパオ

ガパオは、カフェライムリーフやバジルなど、ハーブの香りがしっかりきいてとても爽やかな味わい。さらに、ナンプラーがコクと異国感を引き立てている。唐辛子が入っているので辛さもあるが、激辛が苦手な記者が心地よいと感じる丁度よい辛さだった。

具材にはたっぷりの鶏肉とタケノコがゴロゴロと入っていて、食べ応えを感じる。鶏肉は簡単に崩れる柔らかさで、タケノコのシャキッとした食感も楽しい。

特製スパイスは、レッドベルペッパー・マスタード・ローズマリー・オレガノなど、沢山のハーブやスパイスがブレンドされた「グリーンハーブ」。ガパオにかけることでさらに味に深みが増すので、記者的には特製スパイスをかけて食べるのがおすすめ! パッケージのように半熟の目玉焼きを乗せて、黄味のまろやかさを加えるともはや至福。以前国内のタイ料理屋で食べたガパオよりも断然複雑な味わいでおいしかった!  

 

爽やかな辛さが広がる沖縄のソウルフード・タコライス

タコライスは、ピリッとした青唐辛子の辛さがマッチした味わいに仕上がっている。クミンやクローブの香りに加え、合いびき肉と隠し味に加えた黒糖のうま味がかなり際立っていて、パンチのある「大人のタコライス」といった感じ。男性も好きな味ではないだろうか。

こちらの特製スパイスは赤唐辛子とフライドオニオンなどがブレンドされており、食感をしっかり感じられる「レッドチリ」。かけると辛さだけでなく、フライドオニオンのおかげで旨味もアップする。ミートソースのようなタコライスとは別物であり、家では作れない味わいが楽しめた。

 

しびれる辛さとコクの台湾屋台めし・麻辣魯肉飯

1番辛いのは麻辣魯肉飯。食べた後口が軽く痺れる程度に刺激的で、豆板醤の辛味とうま味がミックスした本格的な味わい。五香粉と呼ばれる伝統的なスパイスが使われており、記者が苦手な八角(スターアニス)も入っている。しかし、スパイスのバランスが良いのか全く気にせずに食べられた。むしろ、異国感を引き出す良いアクセントとして役立っていたように思う。

具材は豚肉とキクラゲ。特製スパイスはシンプルに四川山椒のみ。フルーティーな香りの赤山椒と、しびれる辛さの青山椒を独自ブレンドしたスパイスとなっている。肉や五香粉の味のバランスを崩すことなく、より香り高い味わいにしてくれる。

どの味も食べ応えがある上、レトルトとは思えないクオリティの高さだった。海外のレストランに行ったかのような味わいなので、旅行気分を楽しみたい時にいかがだろうか。

 

全国のスーパーで入手可能だ。

 

公式サイトはこちら

記者

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カノウサキ

複数の大手Webメディアにて、飲食店・クリニック・コスメ・日用品などを紹介してきた紹介ライター。 普段から何か購入する前には調査や比較をするため、時間が足りなくなりがち。

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photo by 尹 哲郎

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