【期間限定】国産黒豆使用! 老舗豆屋「味の菊一」が作る『黒豆甘納豆 抹茶風味/和三盆糖味』をコーヒーと一緒に食べてみた

 

2月~5月の4か月限定で発売される幻のお菓子『黒豆甘納豆 抹茶風味/和三盆糖味』をご存じだろうか。老舗煮豆屋が作る甘納豆菓子で、その味はしっとりやわらかく上品な甘さを楽しめるという。和の味を極めたその味をたしかめてみた。

 

妥協なしのこだわり製法。黒豆専門店が作る贅沢おやつ

菊池食品工業(東京都)は1914年(大正3年)に創業した老舗煮豆屋。当初はのしするめを製造・販売していたが、1939年に佃煮・煮豆の製造を開始し、今や日本を代表する煮豆メーカーとなった。「お客様の側に立ち、健康に良いもの をお届けしたい」という思いのもと、伝統を守りながらも現代に必要とされる商品を作り続けている。

『黒豆甘納豆 抹茶風味/和三盆糖味』(1パック55g × 10パック入り・希望小売価格 税込2,041円・2023年2~5月期間限定発売)は、そんな同社の思いから作られた新商品。お惣菜としての印象が強い黒豆をおやつとして食べられるようにした乾燥甘納豆だ。

国産素材使用。保存料・着色料不使用

原材料の黒豆には国産黒大豆のみ使用。一度煮豆を炊いてから甘納豆に加工することで、乾燥後もしっとりとやわらかくなるように仕立てられている。豆に対するこだわりの強さがうかがえる。

マット仕上げのチャック付きパッケージ。手触りが気持ちいい

チャック付きなので持ち運びにもぴったり。慌ただしい年度末に向けて、鞄にそっと忍ばせておくのもいいかもしれない。

 

噛むほどに染み出る甘い味。気品のあるおしとやかな仕立て

まずは『黒豆甘納豆 抹茶風味』から食べてみよう。乾燥させた黒豆に国内産抹茶をまんべんなくふりかけ、抹茶の香りと苦みを加えた甘納豆だ。

チャックを開けると、ふわっと鼻をくすぐる抹茶の香り。甘納豆の匂いがほとんどなく、苦みや渋みをストレートに感じられる。抹茶好きとしてはなんとも心地よい香りだ。

表面はやや硬めだが、お子さんでも軽く噛めるくらいのやわらかさ。ひと噛みすると一瞬で舌が甘さをキャッチする。砂糖のように甘く、それでいてしつこくないおしとやかな味だ。噛みしめていると黒豆の味や風味も出てくるのもおもしろい。

口に入れると抹茶の主張は控えめ。風味が感じられるが基本的には甘納豆の甘さがベースにあり、時々ほろ苦さが顔を出してくるといった感じ。味と共に独特の風味を楽しめるフレーバーだ。

『黒豆甘納豆 和三盆糖味』は上品な甘さで知られる日本伝統の砂糖和三盆糖を使用した甘納豆。

開けてみると少し発酵したような凛とした香り。表面には黒豆が白くなるほど、きめ細かい和三盆糖がたっぷりまぶされている。

そのおかげか、口に入れると同時にじわっと甘みが広がっていく。やさしく穏やかな和三盆糖ならではの上品な味。しっとりとした黒豆を噛むと、今度は黒大豆にたっぷり染み込んだ濃密な甘さが溢れてくる。同じ甘味だが、方向性の違う2つの味を楽しめるのが面白い。

『黒豆甘納豆 抹茶風味』よりも黒大豆の味と風味を感じやすいのも特徴の1つ。大豆感が好きな人におすすめだ。

 

黒豆だけど、コーヒーとよく合う!

一緒に飲むなら何がいいかな、と考えた結果、チョイスしたのはホットコーヒー(ブラック)。黒豆にコーヒー? と思うかもしれないが、これがなかなかおいしい。「黒豆甘納豆」はしっかりとした甘さがあるから、コーヒーの苦みとの相性がばっちり。というか、苦みを感じる以上に甘さと調和した味わいが楽しめる。コーヒーは砂糖派の人も、一旦ブラックで飲んでみてほしい。その相性の良さに驚くはずだ。

日々のお茶タイムのお供にはもちろん、アイスクリームのトッピングにもおすすめ。

 

購入は公式オンラインショップ、首都圏の一部スーパーマーケットにて。また同社の公式Twitter(@kikuchishokuhin)にて商品情報も発信中だ!

公式サイトはこちら

 

記者

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 尹 哲郎

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