ジョージア×ゴディバ、まさかのコラボ!『GEORGIA TASTE OF CACAO(ジョージア テイスト オブ カカオ)』はココアなのかコーヒーなのか、確認した

チョコとコーヒーのコラボ

 

プレミアムチョコレートブランド「GODIVA(ゴディバ)」が初監修した、コーヒーブランド「GEORGIA(ジョージア)」の特別なドリンクが登場。『GEORGIA TASTE OF CACAO(ジョージア テイスト オブ カカオ)』は、カカオのコクとコーヒーの香ばしさが楽しめる驚きの味わいなのだそう。「ゴディバ」のエグゼクティブシェフ・ショコラティエ/パティシエが追求した贅沢な味わいをたしかめてみよう。

 

ココアのようでココアじゃない!甘いけど後味すっきりな不思議な味わい

コカ・コーラシステム(東京都)の「ジョージア」といえば、働く男性をターゲットに仕事の合間にひと息ついてほしいというコンセプトで生まれたコーヒーブランド。しかし、近年ではおうち時間を意識したラテタイプの発売や韓国人気アイドル BTSをモチーフにした TinyTAN(タイニータン)とコラボするなど、活動の幅を広げている。

そんな「ジョージア」が新天地を目指すべく新たなパートナーに選んだのが、今年日本上陸50周年を迎えたプレミアムチョコレートブランド「ゴディバ」。高級チョコレートとして世界中で愛されているベルギーのチョコレートとの初のコラボレーションである。

そしてこの度発売となったのが、『GEORGIA TASTE OF CACAO』(185g缶・希望小売価格 税込180円・2022年9月12日発売)。カカオの豊かなコクとコーヒーの香ばしさや苦味を楽しめるドリンクだ。

監修は「ゴディバ」のエグゼクティブシェフ・ショコラティエ/パティシエのヤニック・シュヴォロー氏。細部に渡り味覚設計を行い、おいしさはもちろん、口当たりや後味のあっさりとした飲み口にまでこだわったという。その味わいは、少量でも満足感が得られるご褒美にぴったりとのこと。

パッケージは「ゴディバ」のロゴを中心に置いたデザイン。実はパッケージも「ゴディバ」が監修しており、高級感や特別感を意識したデザインとなっている。そのため「ジョージア」のロゴは入っているが、その面影はほとんど残っていない。背景にはコーヒー豆とカカオが描かれていてちょっとワクワクする(特別感があると思うのは記者だけだろうか)。

 

『GEORGIA TASTE OF CACAO(ジョージア テイスト オブ カカオ)』を飲んでみた

それではいよいよ飲んでみよう。中の色はチョコレート寄り。牛乳も多く使われているため白っぽくなっているようだ。香りはいわゆるカフェラテ(ココアとエスプレッソコーヒーを混ぜたもの)に近い。

ひと口飲んでみると、全体的にはココアベースといったところ。甘くて少しとろみのあるなめらかな味わい。ただ、ココアよりもチョコレート(カカオ)らしさが少し強い気がする。なんというか、まったり度がとても強い(おそらく脂肪分の違いだろう)。

そう感じるもう1つの根拠が、濃厚だとか甘ったるいというわけではないこと。舌に触れている間だけ甘くて、飲み込むとスッと甘くなくなる少しつかみどころのない味なのだ。非常にキレがいい。

カフェラテ(ココア×エスプレッソコーヒー)とは若干違う味。カカオが強めの仕立てとなっている

おそらくこれがコーヒーとの組み合わせの効果。味はココア系だが、香りや風味、後味のキレなど、あらゆる要素の上限をコーヒーが制御している。これこそヤニック・シュヴォロー氏の味覚設計によって考えられた味なのだろう。コーヒーらしさは控えめかも。

チョコレートファンならば、ぜひ飲んでみてほしい。

 

全国のスーパー、コンビニで発売中。

 

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記者

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 尹 哲郎/Official images

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