電子レンジで本格的なだしがひける!? 贈り物としてもおすすめの『だしポット キット』をおためし

こんなに簡単にだしがひけるなんて!

 

削り節からだしをひくのはなかなか大変。分量を量ったり、火加減やだしをひくタイミングなど。時間も手間もかかるので、本格的なだしをひくことに躊躇してしまう人は多いはず。でも『だしポット キット』あれば電子レンジで加熱するだけ。おうちで簡単にだしをひこう。

 

鰹節専門店が提案する電子レンジで使うだしポット

にんべん(東京都)は、300年以上続く鰹節専門店。本物の鰹節作りを追求することはもちろんのこと、鰹節を使った数々の商品も開発している。家庭で本格的なだしをひきたいけれど、大きめの鍋やザル、だしとりに適した削り節などが必要で手間がかかると思う人も多いはず。

にんべんロゴ入り

今回ご紹介するのは鰹節専門店が提案する電子レンジ調理用の『だしポットキット』(希望小売価格 税込 3,564円・発売中)

キット内容

  • だしポット 1個
  • だしポット用本枯鰹節削り 18g×1袋
  • だしポット用本枯鰹節削り 昆布入り 18g×1袋

製造先はHARIO

電子レンジでもだしがとれるように開発された専用のだしポット。耐熱ガラス製で深いこし器がついている。

だしポット専用の削り節は2種類。1番だしがひける「だしポット用 本枯鰹節削り」と、合わせだしがひける「だしポット用本枯鰹節削り 昆布入り」があらかじめキットに入っている。

だしのひき方、加熱時間の目安などが書いてあるリーフレットも入っているので、そちらを参考に実際にだしをひいてみよう。

 

シンプルなおいしさを堪能できる1番だし

だしポット用本枯鰹節削り:かつおのかれぶし(国内製造)

こちらは鰹節だけでとる1番だし用。

1袋分で1回分。だしポットにこし器をセットして、1袋すべてを入れる。量る手間がないので簡単。

水を600ml加える。この時にかつお節が水にすべて浸るようにしよう。

フタをせずに電子レンジ(500w)で7分加熱する。

取り出す時は熱いので注意して。

加熱が終わったら電子レンジから取り出して、こし器を持ち上げる。

そして、ここがポイント。こし器の底にツメがあるので、ここをポットの縁にひっかけておけば、おいしいだしを最後の1滴までしっかりとひくことができる。

ギュッと押さえつけたり、絞ったりしてしまうとえぐみが出てしまうので、自然と滴が切れるのを待とう。残っただしがらはふりかけにするのもおすすめ。

1番だしの完成。澄んだ琥珀色の色合いが美しく、香りの良さと上品な味わいは言うまでもない。シンプルなだしのおいしさに改めて感動。

 

出来上がりの分量は約500~550mlくらい。だしは作り置きせずにその日のうちに使い切りたいので、料理に使うのにちょうどいい分量。

 

万能に使えるかつおと昆布の合わせだし

だしポット用本枯鰹節削り 昆布入り:かつおぶし(国内製造)、昆布(北海道産)

こちらはかつお節と昆布の合わせだし。

先ほどと同じように1袋分をすべて入れ、水を600ml加えて、電子レンジ(500w)で7分加熱する。

加熱後は、こし器のツメをポットのフチにひっかけてだしをひこう。合わせだしは、さらに風味豊かでまろやか。鰹節と昆布それぞれの旨みが引き立ち万能に使える。

 

だしポットの使い勝手の良さでだしをひくのが楽しくなる

削り節から作るだしは、顆粒だしなどとはやはり比べ物にならないおいしさ。味噌汁、煮物、茶碗蒸し、そばつゆやうどんつゆなど、様々な料理に活用しよう。

本来であれば、鍋やざるを用意したり道具も大きくスペースが必要だが、だしポットがあれば省スペースで作業ができるのもいいところ。

火加減などの調節もいらず、電子レンジで加熱するだけ。だしポットは口が広いので洗いやすく、お手入れも簡単。

だしポット用の削り節は、それぞれ単品や10袋セットなどで追加購入できる。

 

自分用で使うのはもちろんお祝い事などの贈答用としてもぴったり! 毎日の料理をおいしくするだしを電子レンジで簡単に作れるなんて、料理をする時間が楽しくなるだろう。

 

『だしポット キット』は、公式サイトで発売中。

公式サイトはこちら

記者

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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