『ペプシ〈生〉/同 ゼロ』すっぱい方のコーラ、生コーラスパイス入りで爽快度MAXへ!【飲んでみた】

生でリフレッシュ・コーラ編

 

コカ・コーラ(コーク)とペプシ。同じコーラではあるけれど、すっぱさが違う。そのすっぱい方のコーラが生まれ変わった。『ペプシ〈生〉/同 ゼロ』はさらに爽快感を極限までアップしたという。では生粋のコーラ好き記者が飲んでみよう。

 

非加熱製法で生み出されたフレッシュな味わいの生コーラって!?

一般的なコーラは、スパイス感と炭酸と甘さが決め手だが、2007年の「ペプシNEX」以降、激しくレモン感を高めてすっぱさ由来の爽快さに舵を切ったペプシコーラ。コカ・コーラとくらべると明らかに柑橘由来の酸味がアイデンティティーのシトラスコーラ的な味仕立てが特徴だ(「ペプシスペシャル」を除く)。

 

そうした爽快感路線の極めつけの進化となるのが、サントリー食品インターナショナル『ペプシ〈生〉/同 ゼロ』(600mlPET・希望小売価格 税込140円・2021年6月22日発売)ということのようだ。


やはり気になるのは〈生〉。生ビールならわかるけれども、コーラで生はたぶん初めて。その理由は、コーラの原材料として使用されるスパイスの一部を、非加熱製法で生コーラスパイスとして配合した模様。ちなみにどのようなスパイスを生で使用したかは定かではない。

CMキャラクターは「水よりコーラの方がストック多い時がある」というファーストサマーウイカ

 

 

『ペプシ〈生〉』を飲んでみた


プシュではなく、ブシュッ。キャップをひねると強炭酸を保持するための厚手のペットボトルから吹き出すガス。なかなかのボンベ感。そのガスが柑橘の風で、非常にさわやかな香りを広げてくれる。まずは鼻からリフレッシュ。


グビッと飲むと、強炭酸がのどに痛いほど。軽い気持ちで飲むとむせそうだ。そしてレモン系のキュッとした酸味がやってくる。やはりすっぱい。甘みも控えめに感じるほどの爽快酸味。ペプシ好きにはたまらないだろう。

 

『ペプシ〈生〉ゼロ』を飲んでみた


日頃から体重に問題を抱える記者としては、こっちの方が気になる。いわゆるゼロコーラ。甘味料としてアスパルテーム、L-フェニルアラニン、アセスルファムK、スクラロースが使われている。


味は砂糖がない分、べたつかない甘みだ。そこに酸味がガンと加わる。レモン感は『ペプシ〈生〉』よりも控えめで飲みやすい。生コーラという印象は、こちらの方がいきいきと強く感じ取れた。


ただ独特のかすかな苦みで好き嫌いが分かれそうだ。ちなみにゼロコーラ全体に言えることだが、こうした甘味料の不自然さは、氷を加えて飲むと一気に消えるので、気になる人は試してみよう。

どちらも最先端の強炭酸・爽快感主軸の製品だが、どこかに全体的にボーリング場の自動販売機にあった、昭和レトロな瓶のペプシ的味わいも感じることができ、原点回帰の方向性も同時に感じられたのがうれしい。


ただ継続的に飲むと、やはり酸味が目立つかも。しかしリフレッシュドリンクとして爽快感を最優先する人なら、おいしく味わえると思う。

 

 

入手は全国のスーパー、コンビニエンスストア、自動販売機などで可能だ。

 

 

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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