【飲み比べ】累計210億本突破!さらに爽快にリニューアルした『キリン のどごし〈生〉』を、新・旧飲み比べ【ビール系】

夏にゴクゴク、たっぷり飲みたいなら、これ!

 

どんどんおいしくなる上、節約にもなると、新ジャンル市場の勢いは加速傾向だ。そんな中でも人気の高い『キリン のどごし〈生〉』が、ブランドの強みである“ゴクゴク飲める爽快なうまさ”を更に追求し、リニューアルした。2020年版は、果たしてどこまで進化したのか、気になるうまさと爽快さを試してみたい!

 

グッとくる飲みごたえと、後キレを強化して、さらに進化した『キリン のどごし〈生〉』!

キリンビール『キリン のどごし〈生〉』(350ml缶・コンビニ実勢価格 税込149円・5月上旬製造品から順次切替)は、2005年に発売して以来、累計210億本以上という、新ジャンル市場の中でも圧倒的な販売数量を誇る。その間2018年には、ブランドの強みを強化しリニューアルしている。

 

それから2年後の2020年5月、発売から累計1,100回に及ぶ試験醸造を経て、グッとくる飲みごたえと“後キレ”を高め、“ゴクゴク飲める爽快なうまさ”を更に向上させ二度目のリニューアルを遂げた。『キリン のどごし〈生〉』独自の技術である“ブラウニング製法”を見直すことで、より深みのある味と香りを引き出している。

 

“ブラウニング製法”とは、大豆たんぱくからアミノ酸や大豆ペプチドを生成し、糖を加えて加熱することで、深みのある味と香りと黄金色の液色を引き出すキリンビールの特許技術のこと。食品の世界で知られている「アミノカルボニル反応」を応用したもので、カレーやおでんなどをじっくり煮込むほどおいしくなるのと同じ原理だそうだ。

 

この独自の技術が、キリンビール特有の香りや苦味と甘味のある味わいに繋がっているという。

中身と同時にパッケージデザインもリニューアル。100種類以上の案から、“爽快さ”と“元気さ”を表現するデザインを採用したという。

 

ちなみにこの“爽快さ”と“元気さ”のパッケージは「キリン のどごしZERO」が先だ。4月下旬製造品から順次切り替えで、デザインをリニューアルしているそう。

 

『キリン のどごし〈生〉』は飲みやすいのに濃いという新しいバランスへ!

それでは、まずはパッケージを比べてみたい。デザインの雰囲気は変わっていないが、新『キリン のどごし〈生〉』はでかでかと“新”の文字! これで新しくなったことに気が付かない人は少ない。金色の泡が弾けた背景は、より鮮やかなゴールドかつ粗めの気泡で、コントラストも強めになっている。躍動感があるパッケージだ。

 

アルコール度数もどちらも5%と変わりない

成分を比較してみるが、新・旧で違いはない。どう変わったのか気になるところ。

 

旧『キリン のどごし〈生〉』

まずは旧『キリン のどごし〈生〉』を飲んでみたい。

 

グラスに注ぐと、細かく泡が立って気泡が消えて行く。

 

飲んでみると、スッキリとしているので喉にスッと入って行く。安定の飲みやすさ。やや甘味があるのが特徴だが、サラリとしているので、『キリン のどごし〈生〉』は、海や山でのバーベキューなどで飲みたい印象が記者にはある。

 

新『キリン のどごし〈生〉』

次に新『キリン のどごし〈生〉』の缶を開けると、若干だが香りを感じた。

 

旧はグラスに鼻を近づけないと感じにくかった香りが、新では増している。グラスに注ぐと、グラスの内側にも気泡が弾けた。泡立ちは増したようだ。

 

一口飲んでみると、強めの炭酸の刺激とやや甘さを感じる酵母のような香りが抜ける。炭酸が強いぶん、口当たりがスッキリした。それでいて、後味の苦味が増したように感じる。飲み比べてみると、炭酸も香りも強くなっている。

 

比べると、新『キリン のどごし〈生〉』の方が、明らかに味が濃くなっていた。コクとキレが増したが、飲みやすさは健在。しかし元々の、サラリとした軽さのある『キリン のどごし〈生〉』が好みだったら、少し香りが強く感じるかもしれない。舌で余韻を楽しむと言うよりは、ぐいっと喉で味わって、ふわっと香るのを楽しむ。暑い夏にゴクゴク飲むのがオススメだ。

 

10月1日に施行される酒税税率改正で、消費者に人気の新ジャンルは増税、ビールや発泡酒が減税になることが決定した。その分新ジャンルによりビールらしい味を求めてくる消費者は増えるかもしれない。その点で新『キリン のどごし〈生〉』は香りや苦味、キレが増した分、飲み口がビールにより近くなったように思える。

 

これから暑くなる時期にゴクゴクと飲める、『キリン のどごし〈生〉』の人気が気になるところだ

 

新『キリン のどごし〈生〉』は、全国のコンビニ・スーパーなどで入手可能だ。

 

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玉恵

造形デザイン・カメラマンを経てライターに転身。ライター歴7年。好奇心旺盛でとにかく食いしん坊。北海道のド田舎出身。

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photo by 尹 哲郎

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