長いおうち時間で何する?『ink-caféおうちで楽しむ私のカラーインク作りキット』で自分だけの色を作ってみよう

どんな色を作ってみたい?実験みたいな感覚を楽しんでみて!

 

なかなか外出ができない日々が続き、家での長い時間の過ごし方に悩むこの頃。そんな時、『ink-caféおうちで楽しむ私のカラーインク作りキット』で、オリジナルカラーペンを作ってみては? 5色のインクを自由に混ぜて好きな色のインクを作り、それをペンにすることが出来るキットだ。必要なものが全部そろっているから、あとは楽しむだけ! 長いおうち時間でインク作りをしてみよう。

 

インク沼にハマってしまったあなたへ

近年、「インク沼」という言葉も生まれるほどインクがブームなのをご存じだろうか。SNSの普及により、書いたものを写真でアップするという新たな文化が生まれたことにより、手書き文字やイラストにまつわるツールも人気だ。

様々なインクが発売されており、それぞれのネーミングや色のこだわりなど、インク沼にはまる人が続出している。

株式会社呉竹(奈良県奈良市)『ink-caféおうちで楽しむ私のカラーインク作りキット』(希望小売価格 税抜3,000円・2020年3月30日発売)は、自分好みの色のインクを手作りできるキット。どんなキットなのか、どんな風にオリジナルのインクを作るのか、早速チェックしてみよう。

 

自分だけのインクを作ろう!どんな色を作ろうかな?

中に入っているものは、

  • カラーインク5色(約25ml入)× 各1本
  • 調色用カップ(20ml用)× 1個
  • からっぽペン/ほそ芯 × 2本
  • マドラー × 2本
  • インク空容器(容量25ml)× 2本
  • 説明書(インクレシピ)

作ったインクでオリジナルペンが作れる「からっぽペン/ほそ芯」も2本入っている。

基本となる透明・イエロー・ピンク・ブルー・グレイ、5色のインクが入っている。インクは混色しやすくきれいに発色する水性染料タイプ。

まずはそれぞれベースとなっている色をチェックしてみよう。

※ガラスペンは記者の私物

イエロー・ピンク・ブルーは、「色の三原色」と呼ばれている色を表現するための基本の色。これらを混合することであらゆる色彩を表現することが出来る。

イエロー+ピンクでオレンジ、ピンク+ブルーで紫、イエロー+ブルーで緑。色の割合いを変えることで、様々な色が作ることができる。

色々と試してみたら、どんな色のインクを作ってみたいかイメージしてみよう。

今回、記者がイメージしたのは青みのある黒。ブルーブラックと呼ばれる色を作ってみたいと思う。また、公式サイト「ink-café~私のカラーインク作り~」のカラーチャートには、インクの配合の割合も記載されているので参考にしてみて。

ベースとなるインクを選んで1:1、1:2、1:3、などの割合で色を作っていこう。調色用カップでは、容量20mlまでのインクが作れる。1滴ずつ出せる容器なので、微調整もしやすい。

マドラーでインクをよく混ぜて、色目を確認しながら調整していく。色は少量のインクで変化していくので、少しずつ混ぜていくのがポイント。

色目を確認するだけでなく、試し書きするのも忘れずに。インクが乾いた時の色をチェックするといい。黒く見えていても、乾くと青みがハッキリと出てきたりする。

インクを作る際は、水で薄めないこと。色を明るくしたり、薄くしたい時は「透明」を使って調色する。

「もう少し暗い方がいいから、グレイを足そうかな?」「 ほんの少しピンクを足せばまた色が変わるかも?」自分好みの色に近づけるのに、インクをあれこれ混ぜていく作業が楽しい。

 

パッと好みの色が完成する時もあるし、悩みながら時間をかけて作っていくのも面白い。記者は色々と楽しみながら作っていったので、所要時間は10分くらい。そうこうしているうちに、オリジナルインクが完成した。

 

自分だけの色でカラーペンも作れる!

完成したインクで「からっぽペン」を作ってみよう。

「からっぽペン」には、綿芯・キャップ付きボディ・尾栓・丸ラベルが入っている。からっぽペンを1本作成する場合に必要なインクは、約2~2.5ml。調色カップの1目盛め(2.5ml)が目安。

綿芯をインクにつけると、みるみるうちにインクを吸い上げる。8割くらいまでインクが吸いあがったところで引きあげ、綿芯の周りのインクを拭き取る。

綿芯をボディに入れて、 尾栓を軽くセットする。. キャップ側を上に向けてゆっくりと押し込んだら出来上がり。

丸ラベルに色を塗り、キャップの天面に貼っておけば一目で何色かわかる。

筆記線幅は0.4mmで、丸芯だから書きやすい。簡単にオリジナルカラーのペンができるので気軽に好きな色を持ち運びできるのがうれしい。

からっぽペンは使い切り。尾栓を付けてペンを組立て完成した後は、尾栓は取り外すことはできない。インク補充不可

 

好きな色を充填したら、手帳やノートなどを彩ってみて。

そのままのインクの色と、からっぽペンから出る色合いは、素材の特性上若干異なる。からっぽペンで書いてみると、やや薄い色合いになっていた。

残ったインクは、空容器で保存できる。「からっぽペン」以外にもガラスペンや筆、つけペンなどで楽しんでみよう。

自分だけの「色」。調色していく時の色の変化は実験みたいで夢中になってしまう。

こげ茶色も作ってみた。イエローをベースに、ピンクとグレイを足しながら好みの色合いに。

からっぽペンは別売り『からっぽペン/ほそ芯』(1本・希望小売価格 税抜200円・2020年3月30日発売)としても発売しているので、もっとペンを作りたい!という人はこちらもチェックしてみて。

また、5本セットも発売しており、 1本分お得となっている。『からっぽペン/ほそ芯5本セット』(希望小売価格 税抜800円・2020年3月30日発売)。空容器は2個しか入っていないので、もっと色を作りたい時は100円SHOPなどの空容器で代用するといいかもしれない。

 

自分だけの色が出来たら、自分らしさを思いっきりアピール

作業する時には、小皿(パレット)やガラスペン、紙があると作りやすい。その場で色を確認しながら、自由に楽しんでみよう。

 

自分だけのこだわりの色が出来たら、その色を使って文字を書いたり、絵を描いたり…。さらに自分らしさを表現してみて。

『ink-caféおうちで楽しむ私のカラーインク作りキット』は、呉竹オンラインショップなどでも購入可能。

 

公式サイトはこちら

記者

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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