ホーリーなクリスマスにぴったりな期間限定『ペプシ スパークリング クリスマス』はグレープ味でした!

クリスマスだからワイン、その原料はぶどうという流れかな

 

コーラの国内2大ブランドの1つサントリー食品インターナショナルの「ペプシコーラ」より、期間限定フレーバー『ペプシ スパークリング クリスマス』が新発売。その名の通りクリスマスパーティーにぴったりのグレープ風味に仕上がったコンセプト商品だ。今年もゴクっと爽快なコーラを飲んで華やか気分を楽しもう。

 

コーラとグレープのちょうど中間の味わい。これはちょっと好みがわかれる味かも……。

「ペプシコーラ」は1898年にアメリカ・ノースカロライナの薬剤師キャレブ・ブラッドハムによって作られた治療薬が原点。原料のコーラナッツと消化酵素のペプシンの名前をとって「ペプシコーラ」と後に名づけられた。なのでいまだに米国では「風邪をひいたらコーラ」という文化が残っているんだとか。

日本では1956年(沖縄は1954年)から製造・販売がされるようになり、「コカ・コーラ」と並ぶ2大ブランドへと成長。途中、権利の譲渡やペプシコの方針転換により紆余曲折あったものの、現在はサントリー食品インターナショナルが日本向け商品の開発などを行っている。

グレープ味だけど無果汁

『ペプシ スパークリング クリスマス』(490mlPET・希望小売価格 税抜140円・2019年11月5日季節限定発売)もその1つ。2015年に発売された「ペプシゴースト」や2017年に発売された「ペプシクリスマスコーラ」などに続くコンセプト商品だ。

1本(490ml)あたりのエネルギーは約230.3kcal、糖質は約57.6g

ちなみに、2017年の「ペプシクリスマスコーラ」はクリスマスケーキ風味のフレーバー。クリームの甘さと苺の甘酸っぱさを表現していたようだが、残念ながらおいしいとは言い難い評価だったような…。

その点今回の『ペプシ スパークリング クリスマス』は、グレープ風味のコーラなので安心して飲めそう。さっそくためしてみよう。

パッケージはクリスマスツリーのオーナメントをイメージしたデザイン。雪や星の飾りとともにグレープの紫色が綺麗に配色されている。緑色がないのでちょっとクリスマス感が薄い気もするが、そこは目をつぶっておこう。

プシッという開栓時の音からペプシという名前になったわけではない

キャップを回すとプシュッと炭酸の音。記者はこの爽快な音が大好き。気持ちいいのはもちろん、これが聞こえるということは炭酸がしっかりと入っている証拠でもあるからだ。

爽やかなグレープの香りを感じながらゴクっと一口。シュワシュワッと口の中で弾ける炭酸がなんとも心地よい。「ペプシコーラ」と比べると少しおとなしい気がするが、刺激は十分。

グレープの味はというと正直なところ中途半端感は否めない。コーラとグレープジュースを単に混ぜただけではなく、きちんと調和された味に仕上がっているのだが。純粋なグレープやコーラを楽しみたいと思う人には違和感を覚えるかもしれない。

ワインの代わりに、というのは難しいが大人でもすんなりと楽しめる味わい。クリスマスパーティー用のドリンクとして1本あれば盛り上がるはずだ。

 

全国のスーパー、コンビニで期間限定で発売中。

 

あわせて読みたい:清涼飲料水離れの世の中に問いかける日本のコーラの味とは? 塩と柑橘を隠し味に入れた『ペプシ ジャパンコーラ/ゼロ』!

 

公式サイトはこちら

記者

アバター画像

森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

この記者の記事一覧

photo by 尹 哲郎

トラックバック