3種の枯節が合わさった江戸老舗秘伝の味!『秘伝の蕎麦露』で蕎麦を食べたらこれまでと違う味になった

 

蕎麦やそうめんに欠かせないのが、だしの旨味がたっぷり詰まったつゆ。ヒゲタ醬油『秘伝の蕎麦露』は、同社の主力製品である超特選醤油「本膳」に厳選した原料を加えた、江戸老舗の秘伝の味を現代に伝えるストレートタイプのつゆだ。他では味わえないその確かな美味しさをご紹介しよう。

 

蕎麦になじむ複雑なだしの旨味。キレのある後味にお箸が止まらない

ヒゲタ醬油株式会社(東京都中央区)は1616年(元和2年)に創業した老舗企業。溜り醤油の製造から始まり、およそ400年以上もの間、醤油をベースとした製品を世に送り続けている。現在では、江戸伝統の製法をベースに開発した超特選醤油「本膳」を主体に、減塩タイプの醤油やつゆ、たれなど、時代のニーズに沿った商品を開発している。

『秘伝の蕎麦露』(300mlびん・希望小売価格 税抜380円・発売中)もそのひとつ。江戸から重用されているかつお本枯節(鹿児島)、宗田枯節(高知)、さば枯節(静岡)の厳選品を使用した蕎麦つゆだ。

超特選醤油「本膳」に純米本みりん、砂糖を加え、さらに熟成された本がえしに3種の本枯節の出汁を合わせて作られたまさに江戸老舗秘伝の味。もちろん化学調味料は無添加だ。

 

今回は、ざる蕎麦のつゆとしてその味を確かめてみよう。

ストレートタイプのため、すぐに使えるのも魅力の1つ。薄める必要がなく、毎食安定した味と香りが楽しめるので蕎麦つゆ本来の味を味わうことができる。

小皿に出すとこんな感じ

ズルズルッと音を立てると、醤油の旨味とみりんや砂糖の甘みといった調味料の味わいが口中に広がる。蕎麦には申し訳ないが、つゆが旨い、と言わざるを得ない仕上がりだ。塩辛さもなく、つゆだけで飲み続けられるほど。

その中でもとりわけ旨いと感じたのが、枯節の豊かな風味と旨味。3種類を使用しているだけあって、複雑な仕上がりとなっている。全体的には優しく落ち着いているのだが、舌を通じて脳にガツンとストレートパンチをくらったかのような濃厚な旨味が広がるのだ。かと思いきや、風味はスッとなでるように現れ消えていくから次のひと口が愛おしくなる。

キレがよくしつこさがないので、すぐに次のひと口を迎えられる

ねぎやわさびなどの薬味を加えてももちろん美味しい。だが、できれば初めのひと口は何も入れずにつゆの味をしっかりと感じてみてほしい。それだけの価値がある商品だ。

江戸の人はこの味をずっと味わっていたのかと思うと羨ましい限りだ

だしがとても効いているので、ざる蕎麦やそうめんのほか、天ぷらのつゆや茶碗蒸し、だし巻き卵のだしとしても使える幅の広さも嬉しい逸品。300mlと少ないのが少々惜しいが、いろんな料理で使ってみたいと思える蕎麦つゆだ。

 

全国のスーパー、オンラインショップほかで発売中。

 

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記者

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 尹 哲郎

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