『PEN COCCO』お気に入りの一本をデザインを愛でながら使える、ペンのディスプレイスタンドという新しい発想
ペン立てにごちゃっと大量に入れてあるペン。実はそんなにたくさん使う必要はないのでは? それよりもデザインを含めて最高にお気に入りの1本のペンを見た目にも美しく飾りながら使う方が素敵なのでは? 最近流行のミニマリズムの流れさえ感じさせるペンのディスプレイスタンドがこのCONFETTiブランドの『PEN COCCO』。実用一辺倒なペンスタンドやビジネスライクなペン立てとは一線を画す新商品を試してみた。
豊富なカラーバリエーションで、お気に入りの一本のペンを特別扱い!
コロンとした丸いフォルムが何ともかわいい『PEN COCCO(ぺんコッコ)』(希望小売価格 税抜620円)は今までありそうでなかった愛らしいフォルムのペンのディスプレイスタンドである。従来のペンスタンドは、ペンをどれだけたくさん立てられるかという実用性が勝負だったり、一本だけのタイプもいかにもビジネスな印象のデザインのものしかなかった。それがこの『PEN COCCO(ぺんコッコ)』なら最高にお気に入りのペンを飾りながら、さっと使うこともできるのだ。
使い方はいたって簡単。底の透明なテープをはがし、粘着ジェルをデスク面に張り付ける。
この粘着ジェルが結構強力で、ペンをしっかり差し込んで、勢いよく抜いても、デスクからはがれることはない。少々斜めに貼り付けても抜群の安定性を発揮する。
『PEN COCCO』を移動させたいときは、粘着ジェルをゆっくりと斜めにはがせば、何度でも貼り直しがきく。粘着力が弱まったら、水洗いをして自然乾燥させておけば、何度でも回復する。
一見すると、あの一世を風靡した「無印良品」の「白磁歯ブラシスタンド」に似ているが、『PEN COCCO』はシリコンゴム製で、ペンを優しくしっかりホールドしてくれる。
粘着ジェルの粘着力とシリコンゴムのホールド力のおかげで、ペンをしっかり差し込めば、少し手が当たったぐらいではびくともしない。
鉛筆、シャープペンシル、単色ボールペンから4色ボールペンまで、先がとがったものならなんでも差し込むことができる。蓋つきのものは先がとがっていないので安定性は少々劣る。
シリコンの表面は特殊な加工がされており、鉛筆汚れはほとんどつかない。鉛筆で間違えて差し込み口以外のところに差し込んでも『PEN COCCO』本体には傷がつきにくいし、ペン先を傷つけることもない。ボールペンのインク汚れは水拭きで取れた。
しかし、シリコンという素材はホコリを払いにくいという難点もある。『PEN COCCO』についたホコリを手で払おうとしたが、逆にこびりついてしまい、結局水洗いする羽目になってしまった…。
収納性を優先した従来のペンスタンドよりも、本数をディスプレイしようとすると、スペースを取る。しかし一本だけをディスプレイするのがこの製品の目的なので比べるものではない。『PEN COCCO』にペンを差し込んでおけば目にも楽しいし、使いたいときにさっと取り出して使うことができ、作業が大変はかどった。
場所を選ばず使うことができるのも『PEN COCCO』の特徴だ。キッチンなどにも気軽に設置できる。カラーバリエーションは全12色。どんなペンにも、どんなシチュエーションでも合う色が揃っている。
お気に入りのペンを絞り込んでマイ・ベスト・ペンを飾りながら使うことができるのがこの『PEN COCCO』の最大の特徴。ミニマリズム感覚を体現したようなシンプルでいて使う楽しさがあふれた一品だった。
入手は全国の雑貨店、書店、量販店などで、6月頃より順次販売となる。