『ポテトチップス いかの塩辛味』キワモノ系ポテチの総本山ヤマヨシが史上最高に臭いと太鼓判の話題作を食べた!

ヤマヨシと言えば「わさビーフ」という幸運な組み合わせの商品でも有名だが、ポテチ・ファンの間ではアバンギャルドな味わいの地雷系ポテトチップスを出す攻撃的メーカーとしても有名だ。そんなヤマヨシが”史上最高に臭い!?”と銘打ったのがこの『ポテトチップス いかの塩辛味』。思い切って、食べてみた。

本気で生臭系ポテトチップスという新しいジャンルを開拓するつもりなのか!?

まずパッケージに「危険ですので密室では食べないでください」と明記しているのが挑発的だ。『ポテトチップス いかの塩辛味』(65g・希望小売価格 税抜165円・2016年5月10日発売)は、もはや人間の挑戦心を掻き立てることで成立させているとしか思えない。

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そもそもこの『ポテトチップス いかの塩辛味』の誕生のきっかけは、昨年市場に投入してここ「おためし新商品ナビ」でも紹介した”生臭系ポテチ”第1弾ともいうべき「ポテトチップス キャビア味」の再発に伴い投入された商品。

 

怪我の功名というべきか、マツコ・デラックスがテレビ番組内で「まずい」「生臭い」と酷評したことがきっかけで「ポテトチップス キャビア味」がヒット商品になったことに味をしめての展開の模様。つまり”生臭系ポテチ”2種揃いぶみとなったわけだ。

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それではと、『ポテトチップス いかの塩辛味』を勇気を出してパーティー開け。あ、やめておけば良かった、一気に強烈な臭気が辺りに猛烈に漂い始める。見事に生臭い。原材料名にはイカエキスパウダーとしか書いていないが、ハラワタ系の臭さがするくさやの干物系のフレーバー。これは確実に塩辛テイスト。もうたまらない。窓を開けよう。

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普通のイカのくんせいなどのおつまみ的な臭さだと思ったら大間違い。袋に顔を突っ込んで思い切り吸い込んだら、何かが上がってきそうなレベル。なので遠巻きに距離をとりながら、一枚とって食べてみる。

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あ、うまい。イカ特有の濃厚な旨味がして美味しい。あ、いや、でもやはり臭い。ポテトチップス特有の油感と混じり合うとより臭い。美味しいけど臭いというのはくさやの干物と同じ。塩辛好きの人ならいけるんじゃないかな。

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とはいえ周囲の迷惑は確実なので、オフィスなどではやめておくべき。マナーやエチケットとして。人として。とにかくひっそりと自分の家で味わうべきものなはず。

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ただ臭いだけあって、アルコール値の高い酒と合わせてだと美味しさは際立つ。ただ普通のイカの塩辛とは比べ物にならないほど臭いので、厳重注意が必要だ。ローソン限定発売。

 

オススメ度:(ピンときたら、どうぞ)
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記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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