『ぜいたく三ツ矢 新潟県産ル レクチエ』11月下旬から1ヶ月だけ出回る高級レア洋梨の味わいをサイダーに
以前「おためし新商品ナビ」でも試食記事を掲載したことがある、数ある洋梨の中でも栽培が難しく希少品種で入手が困難なのが新潟産洋梨ル レクチエ。それが何と今回、アサヒ飲料から『ぜいたく三ツ矢 新潟県産ル レクチエ』としてサイダー化された。
「西洋なしの貴婦人」と称され通販でも売り切れ続出の希少梨フレーバー!
記者もその記事を書く際に食べたのだが、洋梨と言いながら瑞々しい桃のような食感で高級化粧品的な香りに驚いた。洋梨といえばラ・フランスがスタンダードだが、それとはかなり違うデリケートな香りと食感がとても美味だったのを覚えている。
実際問題気に入ったからといって、収穫は10月下旬なものの、熟成期間が40日必要で、11月下旬から12月いっぱいまでの1ヶ月間だけで、数ある通販サイトでも片っ端から売り切れるので、簡単に手に入るものではない。価格も4〜7玉で2,000円代後半と少々お高め。
そんなプロフィールを持つ高級で希少な味わいをサイダー化した『ぜいたく三ツ矢 新潟県産ル レクチエ』(500ml・希望小売価格 税抜150円・2016年5月3日発売)なので、文字通り贅沢この上ないのは間違いではない。
それでは味わってみよう。スクリューキャップをひねると香り立つのは華やかな高級化粧品の香り。この独特の香りは確かにル レクチエだ。さらにグイと一口飲んでみる。控えめな甘さと華やかな味わいが口の中いっぱいに広がって、しばしうっとり。程よい炭酸が香り立ちをさらに加速させている。これは美味しい。
磨かれた水、果実などから集めた香り、加熱を抑えるなどこだわりの「フルーツクオリティ製法」を採用しているだけあって、果実のしっかりとした香りが活きていて素晴らしいと思った。そもそも本物を食べたくても11月下旬にならないと売ってもいないものなので、この初夏の時点で味わえるのはこれ一択である。これを飲んで本物を体験したくなっても半年近く待たなければならないのである。
いろんな意味で贅沢なこの『ぜいたく三ツ矢 新潟県産ル レクチエ』、これで税抜150円なんだから、とりあえずフルーツ好きを自称する人なら試しておかないとまずいと思う。そして一度試したら、きっと11月下旬に本物の果実を探し回りたくなるはずだ。