スポーツ専用の使い捨てマスク『AEROAD（エアロード）』あらゆるスポーツシーンで使える！

機能性と見た目の良さを両立させた、スポーツ専用マスクである。株式会社柏楽（大阪市西区南堀江）は彼等が最も得意とするプラスチックの真空成型技術を応用し、スポーツ用に不織布を素材とする使い捨て立体マスクの発売を始めた。商品名『SPORTS MASK　AEROAD』（エアロード）である。

排気ガスや花粉を気にせずスポーツしたい！

昨今は本格的なジョギングやロードバイクを趣味とする人たちが急増している。常に良好な環境下で練習することができれば良いのだが、車の交通量が多い都会で暮らす人たちにとって、排気ガスは気になるし、季節によっては花粉など厄介な問題もあって、下手をすると呼吸器官を悪くしかねない。そんな懸念を払拭してくれるのが『AEROAD（エアロード）』である。

様々なスポーツシーンで使用することのできる、スポーツに特化して開発された使い捨てマスクは3枚入りで1,200円（税別）。

男女兼用で、レッド・ブルー・ブラックの3色を展開する。

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『AEROAD』エアロードを使ってみる

『エアロード』を装着し、都内某所にある荒川沿いの土手でジョギングをしてみる。

使ってみてすぐに感じることは、きわめて快適に呼吸できること。エアロードは立体形成でマスク内に十分なスペースが確保されているから、鼻の穴や口にまったく当たることがない。人と会話するのも楽だ。普通のマスクの場合、ずっと装着していると口の中が気持ち悪くなったりもするが、エアロードではそういった問題も起こらない。ジョギングのペースを上げても、記者の息が上がることはあっても、マスクを付けていることによる息苦しさは殆ど感じない。

一般的な使い捨てマスクとは違って、エアロードには後頭部で調整することができるベルクロ式の補強ベルトが付いているため、激しく動いたりしたとしても、ずれ落ちる心配はまずない。また耳だけで固定するタイプではないので、耳の裏側がツラくなることが軽減されているように感じる。ただしエアロードは縫製品ではなく、あくまで不織布製。エッジ部位に折り返しがなく切断面はそのまま肌に触れるので、記者のように頬骨が突出している顔つきの方だと、頬の接触部位に多少の違和感があるかもしれない。

防塵・防虫効果が高く、防寒にも使える！

土手には小さな羽虫が大量に発生しているタイミングでのお試しであったが、エアロードのお蔭で口や鼻へ虫が入るトラブルは回避できた。ジョギングとは段違いのスピードが出るロードバイクなどであれば、さらにその恩恵にあずかることができるだろう。エアロードは防寒グッズとしても使えるので、スキーやスノボーといったウインタースポーツにも役立つ。あらゆるスポーツ・シーンにマッチするデザインだと感じる。

花粉対策もバッチリ

『AEROAD』（エアロード）のメーカーである株式会社柏楽の広報紙によれば、エアロードの花粉捕集効率は88%以上であるという。

捕集効率の定義が気になる方は下記URLをご参照頂きたい。

一般財団法人カケンテストセンター：マスクの花粉捕集効率の試験方法について（http://www.kaken.or.jp/research/2006/theme2006-03.html）

クールなデザインが目を惹く『AEROAD』（エアロード）

エアロードを何よりスポーティに見せてくれるのは、やはりそのカラーリングだ。一般的な白い使い捨てマスクと異なり、アクティブさを感じさせる色合い。ブラック・レッド・ブルーの3色どれもがカッコ良い。

普通のマスクをつけてスポーツをすれば「体調の悪い人がなぜ運動しているの？」と周りの人たちから心配されてしまうかもしれないが、エアロードであればそういったこともないであろう。

1枚あたり400円（税別）

エアロードは男女兼用、ブラック・レッド・ブルーのいずれか同一色が3枚入った状態で、ブリスターパックで販売されている。

ナイロンや布製のスポーツマスクは以前から市販されているが、エアロードは使い捨てという点が、革新的である。メンテナンスを気にすることなく、気楽に使うことができる。あとは1枚あたり400円という価格を安いと感じるか、高いと感じるか。1回ジョギングするたびに捨てていたら、さすがにコスパが悪いと言わざるを得ない。幸いそれなりにしっかりした作りになっているから、数回程度であれば問題なく使用できるだろう。ただしエアロードの素材は不織布だから、使用後にポケットへ突っ込んだりすると肝心の立体部位が潰れてしまう恐れあり、その点は注意すべき。また、洗濯して再利用するのはちょっと難しそうだ。メーカーも洗濯は不可としている。