『驚愕の麺1.5玉 濃コク魚介豚骨醤油ラーメン』魚粉に豚骨、ラーメン店並み多加水麺は強力だが若干単調な味わい

ースコックから満腹させることに重点を置いた『驚愕の麺1.5玉 濃コク魚介豚骨醤油ラーメン』(112gうち麺90g・希望小売価格 税抜240円・2015年8月24日発売)が登場。どのくらいのボリュームなのか検証してみる。

 

この『驚愕の麺1.5玉 濃コク魚介豚骨醤油ラーメン』の特徴は量の多さだけれど、ただ単純に麺の量を増やしたというのとはちょっと違う。通常ラーメン店で供されるもちもち食感の多加水麺を、ノンフライ方式で採用しているのだ。そこに濃厚な魚介と豚骨のWでダシを取ったスープを導入。もはやパワフルさしか予想できない。

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実際に手にとっても大型なカップ。調理前だと中を覗いてもさほど麺の量が多いようには見えない。調理時間は5分。まずかやく(肉そぼろ、メンマ、ねぎ)のみをカップにあけて、残りは後入れ。調理後フタを開けたらまず麺をほぐすのがノンフライ麺のお約束なので丁寧にほぐす。

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そしてまずは粉末スープを投入。サバとカツオの粉末ということで魚フレイバーがぷうんと。それを溶かしたあとは醤油感の強い液体スープを投入して仕上げ。出来上がったスープをすすると確かに濃厚。豚骨の脂感とコクで旨味を出したあとにさらに魚粉の旨味が加わるのでかなり強烈。

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そして問題の麺をいただく。確かにプリップリの食感でこのカップに入っていなければお店のラーメンと区別はつかないかもしれない。ボリューム感は保証付きで、濃厚なスープと絡むと目を閉じれば威勢のいいラーメン店の店員の掛け声が聞こえてきそうなくらい。旨味十分の濃厚ラーメンとしてはスタンダードな味わい。

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と、ここまでは良いのだが、実は味わいは美味しいのだけれど単調だ。麺とスープの味わいが交互に来るだけで、小さく貧弱なメンマや小さな肉そぼろが飽きさせないための工夫としては非力なのだ。麺量も多いけれど、よほどお腹が減っていない限り途中で飽きてしまうのではないだろうか。

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とは言え、全然まずくないしラーメンとしては美味しい部類。ただ物足りないだけで。なのでこの『驚愕の麺1.5玉 濃コク魚介豚骨醤油ラーメン』を購入する時は、何かしら惣菜などを同時購入して味のマンネリを打破したい。

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オススメ度:(良い商品です)
公式サイト:驚愕の麺1.5玉 濃コク魚介豚骨醤油ラーメン

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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