『カラムーチョポップコーン ホットチリ味』ふんわり優しい辛さで迫る、ヒーとはならないライトなポップコーン

ポテトが辛くてなぜおいしい!」でお馴染みの湖池屋「カラムーチョ」の味をポップコーンに仕立てあげた『カラムーチョポップコーン ホットチリ味』(65g・希望小売価格 税抜137円・2015年7月13日発売)がついに登場。ありそうでなかった新食感だ。

 

とは言えLAWSON限定発売なので、全国で気軽に入手できるかというとそうではない。早速中身を確認してみよう。パッケージを開けるとフワリと漂うのはポップコーン7割、カラムーチョ3割の配分。意外と辛そうな香りではない。

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見た目はポップコーンにカラムーチョ・パウダーがまぶされている感じ。ただ本家カラムーチョと違うのは、まだらな配色。たっぷりオレンジ化しているところと白さを残しているところが混在しているのだ。

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もちろん味わいもその色合いによって変わる。濃い味のところはなるほどカラムーチョ味だと認識できるが、薄い色合いのところを食べるとピリ辛風味のポップコーンという印象。このばらつきを余裕を持って遊びと捉えられるかどうかで感想も変わりそうだ。

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実際問題カラムーチョとしてはかなり辛さ控えめの部類に入る。濃くオレンジ化しているところにしても、コーンの甘味を感じるので柔らかな印象の辛さ。そして何より改めて発見してしまったのが、カラムーチョの完成度の高さ。実はカラムーチョの美味しさは、ポテトとともに出来上がっているという衝撃の事実。

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辛味がフワッと来て、旨味がザリっと来るのがカラムーチョの美味しさの正体だったのだ。従って、辛味がフワッと来たあとにコーンの甘味に誘導されてしまうこのひねりには、生粋のカラムーチョ・ファンには物足りなく感じてしまうのだ。

とうもろこしには申し訳ないが、カラムーチョ・パウダーは恐らくじゃがいもとともに育て上げられた美味しさ。急にコーンに振りかけたからといってそのままカラムーチョのマジカルな美味しさが生まれるわけではないのだ。実に奥が深い。

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それでもこの『カラムーチョポップコーン ホットチリ味』がまずいというわけではない。味の薄さもポップコーン愛好家にとっては好ましいところかもしれない。カラムーチョ愛好家じゃなければ、普通に辛口ポップコーンとして楽しめるのかもしれない。ただ記者は無性に本家カラムーチョを食べたくなってしまったのは事実である。

オススメ度:(良い商品です)
公式サイト:カラムーチョポップコーン ホットチリ味

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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