『カルピスソーダ 大人のキレ味 グレープフルーツ』果実を皮ごと-196℃で凍結粉砕したソフトドリンク!

法の問題で「カルピスウォーター」よりも先の1973年に発売されていた「カルピスソーダ」。なので大人世代にとっての思い出はウォーターよりもソーダの方が多いはず…。そんな大人世代向けの新たなソーダ『カルピスソーダ 大人のキレ味 グレープフルーツ』(450ml・希望小売価格 税抜140円・2015年5月18日発売)が出たので試してみた。

 

一見アルコール飲料に見えるボトルともども大人向け。もちろん中身は一滴のアルコールも入っていない純粋な炭酸飲料、ノンアルコールカクテルでもないので、大人じゃなくても購入可能。念のため。果汁量は10%未満。

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特徴はグレープフルーツ果実を皮ごと-196℃で凍結粉砕したところ。いわゆる缶チューハイ系の製法なので、これがアルコールに見えてしまう原因かも。そして乳性炭酸飲料としては最高レベルの強炭酸。さあ試してみよう。

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香りはすっきりとした嫌味のないグレープフルーツの香り。グラスに注いでも見た目はさして通常のカルピスソーダと大差ない。ところが、一口飲んでみるとそのジュワジュワの強炭酸ぶりに驚かされる。炭酸の泡たちが口の中を縦横無尽に練り歩く感じ。これはすごい。

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そこに広がるのはグレープフルーツの果実を中心とした香り。皮ごと粉砕ということである程度の苦味は覚悟していたのだが、良き皮の香りだけで苦味はほとんどない。さらに酸っぱさも警戒していたが、フルーティーなグレープフルーツの自然な酸味のみで、そちらは強力でないのが、酸っぱさが苦手な記者としてはうれしいところ。カルピス本来のものより酸っぱさが低減している気さえした。

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結果として、非常に甘やかで突きぬける強炭酸とともに美味しさが際立つキレがあって苦くも酸っぱくもない上品な甘さのドリンクだった。カロリーはゼロではないが一本につき76.5kcalのカロリーオフなのも成人病がつきものの大人世代にはうれしい。

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オススメ度:(買っても損はない)
公式サイト:カルピスソーダ 大人のキレ味 グレープフルーツ

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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