『暴君ハバネロ トムヤムクン味』はちょっぴり優しくてほどよい辛さ!酸味も効いた新風味は試す価値あり!

ボレーションなる言葉が気になる、株式会社東ハト「暴君ハバネロ」に新風味が登場! コンビニ先行発売でもうご存知の方もいると思うが、『暴君ハバネロ トムヤムクン味』は全国のスーパーやディスカウントショップなどでは1月26日から発売を開始する。
暴君ハバネロといえば、言わずとしれた激辛ポテトスナックシリーズ。日本全国にファンを持つ。

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人気の秘密は、これまでの常識を覆した激辛へのこだわり! トウガラシ「ハバネロ」をふんだんに使い、舌に刺さるほどの辛さをくれるのだ。ハバネロはメキシコのユカタン半島が原産とされている世界中で最も有名な激辛トウガラシ。辛さの度合いを表すスコヴィルという単位によると、ハバネロの辛味は30万スコヴィルほど。いまいちピンと来ないが、近年人気のハラペーニョの約80倍、ピザやパスタにかけるタバスコの約10倍の辛味だというからそのすごさはハンパじゃない!

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今回はそんな暴君ハバネロと、世界三大スープの「トムヤムクン」がコラボレーション! パッケージには堂々の「辛ボレーション」の文字が躍っている。パッケージもタイをイメージさせる寺院のイラストをあしらい、キャラクターの暴君もタイ仕様になっている。相変わらず目つきは悪いが、何だかお祭り気分な華やかさも感じられる。

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『暴君ハバネロ トムヤムクン味』は、トムヤムクンの辛さと酸味を再現したポテトスナックで、隠し味にパクチーを効かせているとのこと。袋を開けると、ギザギザのリング型はいつもと同じだが、パクチーのようなグリーンの粒々がところどころに付いている。なんだか酸っぱい香りもするし、すごくトムヤムクンをイメージさせられる! これは楽しみだ!

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さっそく1つ、口に入れてみる。1つ1つは小さいものの、その辛さのパンチ力をすでに知っているためかなり辛さに期待していたが、トムヤムクンのエビ風味とレモンのような酸味が強く効いていて、思っていたよりも辛くなかった! 後味は辛いのだが、明らかに今までの暴君ハバネロとは違って、おいしいと思う余裕がある程度の辛さだった。辛さの分、酸っぱさが加わっている印象。成分を見てみると、えびパウダー、えびオイル、魚醤パウダー、魚介エキスパウダーというあたりが辛さをまろやかにしているようだ。レモンパウダーも入っているので、これが酸味のもと。パクチーのクセの強さはほとんど感じられなかった。オーブンで軽く焼いて食べると、サクサク感と酸っぱい香りが増してよりトムヤムクン感がでたのでオススメ。

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いつものハバネロの舌が焼けるようなアツイ辛さはないので、激辛ファンには物足りないかもしれないが、今まで暴君ハバネロはちょっと手が出せないと思っていた層にはちょうど良い辛うま酸っぱさに仕上がっていると思う。賛否意見が分かれそうだが、食べてみる価値はあると思う。ぜひ友人や家族とシェアして食べてみてほしい。

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『暴君ハバネロ トムヤムクン味』は、1袋あたり406.7kcal。参考小売価格は150円前後。コンビニ先行発売を経て、1月26日から全国のスーパーなどで発売開始。ちなみにブランドサイトでは、「暴君ハバネロ製造過程ムービー」も観られる。開発スタッフはゴーグルとマスク、そして手袋まで着用した完全防御で挑んでいておもしろい。ぜひこちらもチェック。

オススメ度:(良い商品です)
公式サイトはこちら

記者

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椿 景子

30代女性。年間1000点以上の菓子・ドリンク類を試食するスペシャリスト。兵庫県出身、マンション暮らし。

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