『Zoff SMARTサングラス』は手荒く使ってもグニャリと耐える、クールなスポーティー偏光グラス!
「Zoff(ゾフ)」ブランドでお馴染みの株式会社インターメスティック(東京都港区)から、タフな耐久性を売りとする『Zoff SMARTサングラス』(8.0g・希望小売価格 税抜9000円・発売中)が登場した。旧来のメガネのイメージを覆す、グニャグニャに曲げても大丈夫な超弾力性メガネ。どのくらいタフなのだろうか、検証してみた。
日差しの強い季節。ドライブ、レジャーなどの場面で活躍するのがサングラス。目の負担を軽減するために日光を遮るという機能はもちろんだが、そこには手荒く扱っても壊れない堅牢さと、そして軽量さが求められるのではないだろうか。外すと鼻の根元に跡がクッキリというのはみっともない。
その2点をクリアしているのが、今回紹介する『Zoff SMARTサングラス』。マットな色味のフレームがクールな一品で、レンズはギラつきを抑える偏光レンズ。ドライブや釣りなどのレジャーシーンに打ってつけのもの。
一番気になるタフぶりを確認しよう。つるの部分をグンと広げてもワイドに広がるだけで壊れない。コリコリっと不安な音がするが、つるの素材自体が柔らかいのでヒンジの部分も耐えやすい模様。特殊構造の蝶番はひねりストレスに関してもビクともしない。ネジが緩む気配もない。
それこそ全身の力を込めて思い切り引っ張ってひねるなどの嫌がらせをしなければ、壊れないようだ。
フロント部分もつる程ではないが、軽く曲げることができるのがすごい。レンズが飛び出す直前まで曲げることが可能だった。象が踏んでも壊れないとは言いがたいが、つるの部分がクッションの役割を果たすので、閉じた状態で上からプレスされたとしてもクラッシュすることはない。落下に関しても普通に落としたくらいではビクともしないし、ヒンジ部分のネジが飛んだりもしない。
ポイとドライバーズシートに投げ込んで、間違えてその上にカノジョが座っちゃった、のようなシチュエーションでも充分耐えるタフぶりは、日常/レジャー使用においては問題はないだろう。むしろこれで問題があるような行為なら、人間の方が身が持たない。
その秘密は特殊プラスティックの新素材「ULTEM(ウルテム)」にある。グニャリと曲げても割れない強度の威力はすごいが、さらに耐熱性にも優れているので、真夏の車中でも安心だ。
次に気になる重量は、わずか23gという軽量さだった。それに加えてシリコン製鼻パッドで限りなく跡が残りにくい。やはりサングラス着用はカッコつけ目的も含むだけに、取った時の跡残りは防ぎたいが、これなら大丈夫だ。しかも、『Zoff SMARTサングラス』は幅広なつる(テンプル)でしっかりとホールド。軽量なのに簡単には吹っ飛ばない。尚更ワイルドな使用に耐える。ヘヴィメタル・ファンのよくやるリズムに合わせて首を振るヘッドバンギングを激しく行っても落ちない。これならライブ会場にも持っていける!
街なかで掛ければたちまち世の中は哀愁たっぷりのムーディーなモノトーンに染まる。
プロユースのヘビー・デューティー・サングラスといえば、先日検証した株式会社ハグ・オザワの「グリーングラス」も魅力的だが、デザイン性ではZoffブランド優位の印象。サングラスを使う仕草もビシッとワイルドにキメたいのなら、この『Zoff SMARTサングラス』が良きパートナーになるはずだ。