『ストッケ』が親子とともに成長するブランドに進化!ママとパパに寄り添うショールーム「STOKKE HOME」を代官山にオープン

 

北欧ノルウェー生まれのベビー用品ブランド『ストッケ』のタグラインが今秋、“Designed to be closer(親子がもっと近くなるかたち)”から“Here we grow(成長する、親子とともに)”へ。良い製品を届けるだけでなく、親子に寄り添い、ともに成長していくブランドへと進化した。それを体現する場所として、東京・代官山にショールーム『STOKKE HOME DAIKANYAMA』がオープン。みんなの“HOME”を目指す、新たな空間の魅力に迫った。

 

ブランドの根幹はそのままに、親子に寄り添う新たなタグラインへ

株式会社ストッケ(東京都渋谷区)は、1932年に北欧ノルウェーで生まれたベビー用品ブランド。大自然に囲まれた、のどかな村で誕生したブランドには「長く使える良いものを」というカルチャーが色濃く根付く。

 

たとえば、1972年に発売されたロングセラー商品『トリップ トラップ』は新生児から大人まで使用できるハイチェア。“子どもと一緒に成長していくイス”として、世界中から愛され続けている。

ハイチェア「トリップ トラップ」。「ニューボーンセット」を取り付ければ、新生児から使用可能。ヨーロッパ製のビーチ材を使用した頑丈な構造で、体重136kgの大人も座ることができる

このようなブランドの根幹にある精神を受け継ぎながら、今秋、ストッケのタグラインが“Here we grow(成長する、親子とともに)”へと新たに進化。機能面や安全面に優れた製品で親子をサポートするだけでなく、親子とともに成長していくブランドとして、「伝統や習慣にとらわれずに子育てがしたい」と考えるママたちに寄り添っていく。

 

代表取締役の川原夏子氏は「これまでストッケは、“家族を近づける、家族の絆を深める”ブランドとして歴史を刻んできました。そして、デザイナーの“小さな息子と一緒に食卓を囲みたい”との想いから生まれた『トリップトラップ』が2022年に50周年を迎えることもあり、このたび“Roommate wanted(ルームメイト、募集中)”というブランドムービーを発表するとともに、新たなタグラインをスタートしました」とその経緯を語る。

おむつ替え台『ストッケ ホーム ドレッサー』、ベビーベッド『ストッケ スリーピー ミニ』

さらに川原氏は「“Roommate wanted”には、新たなルームメイト(赤ちゃん)を迎えるお父さん、お母さんの喜びだったり、不安だったり、驚きだったりに寄り添うブランドでいたい、という思いが込められています。理想通りにはいかない赤ちゃんとの暮らしだけど、そのすべてをひっくるめて、一人ひとり、一つひとつの“家族のユニークな人生の1ページ”。そんな何気ない生活の1ページを、大事に過ごしていただけたら」とブランドの願いを口にする。

 

新たなブランドを体現するショールーム『STOKKE HOME DAIKANYAMA』がNEW OPEN!

東京・代官山にオープンした『STOKKE HOME』

そんな中、ストッケが新たなブランドを体現する場所として、東京・代官山に新たにオープンしたのが『STOKKE HOME DAIKANYAMA』

ストローラー(ベビーカー)『ストッケ エクスプローリー』。親子の距離が近づくオリジナリティあふれるデザインが特徴。

ここは製品を販売するショップではなく、あくまでストッケ製品の色味や使い心地、ブランドの世界観を体感することができるショールーム。ブランドとのつながりを持てる場所、みんなにとっての“HOME”になれるようにと、この名前が付けられた。

ショールームとあって、もちろん品揃えも抜群。大人気のトリップトラップは全15色がすべて揃っており、家に置いたときのイメージが湧きやすい。

機内持ち込み可能な子ども用スーツケース『ジェットキッズ』。簡単なステップで、エコノミーシートが子ども専用のファーストクラスに

また時間ごとに1組ずつ予約制のため、周囲を気にせずにじっくりと製品に触れることができるのも特長。製品について都度スタッフに確認することができ、途中で赤ちゃんがグズッてしまっても大丈夫!

 

さらにおむつ替えや授乳ができるナーサリールームも完備。

ナーサリールーム。使用時には、外からの視線を遮ることもできる

ベビーベッド『ストッケ スリーピー』やおむつ替え台『ストッケ ホーム ドレッサー』など、ストッケの製品を実際にためしながら、プライベートな時間を過ごすことができる。

 

専門家に悩みを相談できる! オンラインセミナー「ストッケアカデミー」も大好評

一方で、ストッケがブランドの願いを具現化するサービスとして2021年7月から開催しているのが、北欧流の子育てオンラインセミナー「ストッケアカデミー」。月ごとに受講者を集い、週に1回、合計4回のセミナーを実施。パパやママが交流できる企画もある(今年度は募集終了)。

 

北欧では、社会や地域全体で子育てを担うのが当たり前。一方日本では、親だけで育児をしがちなのが実態だ。さらに、コロナ禍で外出の機会が減り、パパママ学級も中止になったりと、これまで以上にママ同士の繋がりも希薄になっているのが現状。

 

そこで、ママたちが一人で思い悩む“孤育て”にならないよう、「困った時には頼っていいんだ」と思えるコミュニケーションの場を目指して、本企画が立ち上がった。

 

「ストッケアカデミー」は大好評で、参加者の満足度は98%以上!(N=254) さらに、セミナー終了後にも参加していたママ同士がSNSを通じて交流を深めるなど、同じ境遇のパパママが繋がる貴重な機会になっている。

 

しかも、その内容は一般的な講習会では聞くことができないような専門性の高いテーマばかり。理学療法士、助産師、乳幼児睡眠コンサルタントなど、普段なかなか接することができない専門家が、他では得られない深い知識を提供。受講者は、セミナーを聞いた上で、とことん悩みを専門家に相談できる。

川原氏は「ママたちはみんな悩んでいるけれど、誰に相談していいかわからないという思いを抱えているんです。これだけ情報があふれている今だからこそ、どれを選べばいいのかわからないし、『知らない、わからない』とも言いづらい状況にあるんですよね。そんなみなさんに、北欧のスタイルに基づきリラックスしながら育児をして、“自然体で家族一緒に居られたら良いね”と、ブランドとしてお伝えできれば」と笑顔を見せる。

 

なお『STOKKE HOME DAIKANYAMA』は当面、週末限定のショールームとしての展開だが、いずれは「ストッケアカデミー」の会場や、社会貢献の場、サステナビリティ発信の場として活用していく予定。

『STOKKE HOME』内にある開放的なシンクは、今後「ストッケアカデミー」の沐浴セミナーなどで活用予定

変化の時代を生きる、多様な価値観を持つパパママに寄り添っていきたい。そして、一つひとつの製品のみならず、ブランド全体を愛してほしい。そんな想いが詰まった温かな『STOKKE HOME DAIKANYAMA』に、是非一度、足を運んでみてはいかがだろうか。

公式サイトはこちら

記者

中村あさか

小学生と幼稚園の息子を持つ30代。埼玉県の戸建て住まい。編集&ライター歴7年。

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photo by 尹 哲郎

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