【キャメル5種吸い比べ】『キャメル・シガー・ボックス/ライトボックス/メンソール・ボックス/メンソール・ライトボックス/メンソール・ウルトラライトボックス』をおためし!

タバコ代を抑えたい人へ

 

10月にはまた、タバコ増税に伴う値上げがある。その結果、通常50円ほどの値上げとなるようだ。そこでいま一度確認しておきたいのが、価格を抑えた”(リトル)シガー”である。もちろんそれらも値上がりするのだが、元値が安いのでうまく切り替えることができればタバコ代を維持することが可能だ。今回は人気のキャメル・ブランドのおすすめシガー『キャメル・シガー・ボックス/ライトボックス/メンソール・ボックス/メンソール・ライトボックス/メンソール・ウルトラライトボックス』を紹介したい。

 

葉巻のようで紙巻たばこと同じ、肺に入れる吸い方ができるのが、最近のシガー

昨年から各社より出回っているのが、葉巻化することで税金を安く抑え、価格を抑えたリトルシガー(ミニ葉巻)製品。シガー=葉巻なのではあるが、最近流行のリトルシガー製品は、葉巻互換よりも紙巻たばこ互換で製造されているのが特徴だ。

本来の(リトル)シガーはタバコ葉をラップ葉という包む用のタバコ葉でくるんだもの。葉巻なので基本的には口腔喫煙で、肺に入れない。口の中に煙を溜めて、むわーっと吐き出す吸い方をするものだ。

 

しかし最近ブームを呼んでいるリトルシガーは、ちょっと違う。タバコ葉を包んでいるのは、タバコ葉を主成分とした紙状のシート。通常の紙巻たばこと同じ、肺喫煙をするために開発されているものである。したがってこれらは紙巻たばこの仲間として考えて良いのである。

こうしたタバコ値上げ救済策の一環で登場したリトルシガー製品だが、当初はスリムタイプが主流で、煙の少なさなどのデメリットも少なからずあった。だが今回紹介する5製品は、紙巻たばこユーザーが自然と移行できる通常の太さを持つ製品だ。

 

 

ラクダのマークでおなじみ! 100年の歴史を誇るキャメル・ブランドによるキングサイズ・シガー

正確には葉巻ブランドではないが、長い歴史を持つ紙巻たばこ銘柄のキャメル。もともとはターキッシュ(トルコ葉)を使用したクセのある味わいが特徴のブランドだったが、近年は標準的なアメリカンブレンドとなって、広く支持を受けている銘柄だ。

左がスリムタイプで、右が今回紹介するキングサイズ

そこから登場したのが、標準的な紙巻たばこと同じ太さと長さのキングサイズ・シガー。つまり表面的には巻紙部分が茶色いだけで、ほぼほぼ紙巻たばこの製品である。ちなみに葉巻扱いなので、パッケージにはニコチン・タール量は記載されていないので、タール値の目安を併記した。

 

それではさっそく今回ピックアップした5製品を吸いくらべてみよう。

 

【レギュラー系】

写真左から、「キャメル・シガー・ボックス」「キャメル・シガー・ライトボックス」

キャメル・シガー・ボックス

20本入・販売価格 税込360円・発売中

箱を開けた途端に香る、葉巻ライクな甘いバニラの香り。火をつけて吸うとグッと引き締まったスパイシー感とともにたっぷりの辛めな煙が入ってくる。軽いいがらっぽさのワイルドな昭和のタバコの味わいがする。

タール値でいえば、5〜6mg程度だろうか、シリーズの中では最も重いタイプだが、タバコ葉がぎゅう詰めになっていない分、ライトな印象がある。ただ純粋なタバコとしての作りはしっかりしているので、少しでも強いタバコ感を求めるなら選択肢だ。

 

キャメル・シガー・ライトボックス

 

20本入・販売価格 税込360円・発売中

こちらも甘い香りでこんにちは。タール値はちょっと減って4mg程度の感覚。ライトなはずだが、こちらの方が全体のバランスが良い。かつて記者も吸っていたことのある「キャメル・マイルド」的なアメリカンなニュアンスが吸いやすい。

 

現在360円、値上げしても400円