【在宅タバコ】ナチュラル・アメリカン・スピリット/アメスピを半額以下で吸う方法〜定番ヴェポライザー『C-VAPOR4.0』活用術【ニオイ少ない】

可能な限りアメスピを安く一服!

 

こだわりの無添加タバコとして絶大な人気を誇るアメスピこと「ナチュラル・アメリカン・スピリット」。『C-VAPOR4.0』。1箱530円と高めの価格設定だが、オーガニックタバコ葉が生み出すその味わいはなかなかに替えがたい完成度を誇る。とはいえ安く吸えるに越したことはない。そこでアメスピを最安で吸う方法(しかもニオイ少なく)を提案したい。

 

「アイコス」「グロー」「プルーム」「パルズ」だけではない、加熱式タバコの世界。もちろん100%合法です!

今回紹介するのは、きちんと「ナチュラル・アメリカン・スピリット」のタバコ葉を用いて、その味を楽しむ方法だ。最安を実現するために必要なのは、手巻きタバコ用の「ナチュラルアメリカンスピリット」のタバコ葉(通称・シャグ)と、近年静かなブームとなっている加熱式タバコデバイス「ヴェポライザー」である。

写真左がAmazonたばこ製品ランキングでアイコスを抜いて1位をマーク、売り上げ10万台を突破という伝説を生んだ旧モデル「WEECKE C-VAPOR3.0」、中央と右側が最新モデルの『WEECKE C-VAPOR4.0』ジェットブラック/ナイトネイビー。

「ヴェポライザー」は聞き慣れない言葉かもしれないが、タバコ葉を温めて、ニコチンを気化させ、吸うことのできる加熱式タバコデバイスだ。世間一般に加熱式タバコといえば、それぞれ専用スティックを使う「アイコス」「グロー」「プルーム・エス」「パルズ」を指すが、ヴェポライザーはタバコ葉だったら何でも温めて、吸うことができるのが特徴である。

 

もちろん全面的に合法。ネットショップやドン・キホーテなどの量販店でも普通に手に入る。愛用銘柄のタバコをカットして温めて吸うことでタバコ代を激減できる(1本を分割して4回程度吸えるので)デバイスとされているのが一般的だ。

 

そんなヴェポライザー・ブームの火付け役となったのが、の最高人気機種「WEECKE C-VAPOR(ウィーキー・シーベイパー)」シリーズである。

ここからニコチン蒸気を発生させるのは、通常の加熱式タバコと同じ

今回紹介するのは、その最新バージョンの株式会社晴和(埼玉県入間市)『WEECKE C-VAPOR4.0(ウィーキー・シーベイパー4.0)』(100×26×53mm/約127g・実勢価格 税込7,980円・発売中)だ。多くのヴェポライザー使用者が、初心者に「これを買っておけば間違いない」とすすめる王道機種である。

本体には、吸い口を外すと内部にチャンバー(加熱炉)が備わっており、そこにタバコ葉を入れることで、160〜240℃まで上下ボタンで調整して、9段階の温度で加熱を行うことができる(おすすめは200〜220℃)。喫煙時間は4分だが、3分の延長が可能で、合計7分間の喫煙が可能だ。

設定温度と喫煙時間の残り秒数を表示してくれる

大手加熱式タバコの中で最長の喫煙時間を誇る「アイコス」が約6分なので、それよりも長いことになる。

 

 

コスパ最強! 「タバコは農業だ」を標榜する100%無添加有機栽培天然タバコ葉の味わいを半額以下で味わうために

それではさっそく、アメスピをヴェポライザーで吸ってみたいと思う。使用するのは手巻きタバコ用に大きめのタバコ店やドン・キホーテなどの量販店で販売されているシャグ、JT/トゥルースピリットタバコカンパニー『ナチュラル・アメリカン・スピリット・オーガニックブレンド・ターコイズ』(40g・税込1,260円・発売中)である。

 

本来は手巻きタバコを作成するために販売されているもので、巻紙も50枚付属しているので、そちらでも楽しめるが、それだとタバコ代激減とはならないので、念のため。

シャグの封を開け、中のタバコ葉を熱するためにひとつまみ取り出す。その量はおよそ0.4g程度。つまり40gをきっちり使ったとしたら、100回吸える計算となる。つまり20本入のアメスピが5箱分だ。

 

  • アメスピ(紙巻きタバコ) 530円×5箱=2,650円
  • アメスピ(シャグ) 1,260円×1袋=1,260円

 

このようにタバコ代は半額になるのである。1日1箱30日分に換算してみよう。

 

  • アメスピ(紙巻きタバコ) 530円×30箱=15,900円
  • アメスピ(シャグ) 1,260円×6袋=1,260円=7,560円

 

ひと月あたり8,340円の差額が出てしまうのだ。

 

 

味わいはよりナチュラルに、マイルドに、ふんわりとしたオーガニックタバコ葉の旨味が際立つ

ヴェポライザーにタバコ葉を詰める。指でやりにくければこのように付属のパッキングツールを使う

加熱完了後、吸い口からゆっくりと吸う。熱い蒸気が出ているので、最初はやけどしないように慎重に吸う。するとふんわりとした広大なタバコ畑に立っているような芳香が広がって、うまい。設定温度により味わいが変化するので、自分に最適な温度でためすといい。

 

記者的には210℃が濃厚な旨味と自然なアロマが調和する気がして好きだ。もっとキック(のどへの圧)を強くしたいなら、温度を上げていけばいい。基本的には温度は低いほどマイルドになり、ニオイは少ない。高くなるほどニオイは強くなり、キック感も出る。


本来タバコ葉は200℃加熱でニコチンが気化するので、その辺りに設定すると、ニオイをかなり抑えて、しっかり喫味も味わえることになる。

吸い終わったら、吸い口を引き抜き、本体を逆さにしてタバコ葉を排出する。軽く振れば落ちるが、落ちない場合はパッキングツールで出せばいい。

 

 

ヴェポライザー×シャグの組み合わせに死角はないのか

もちろん、良いことばかりではない。シャグにもさまざまな種類があり、日本だけでも約130種類流通しているというが、アメスピのシャグはカットが長いので、チャンバーに詰めにくい。指先で丸めて入れるにしても、コツを掴むまでは面倒だ。

機種に合った別売の「ヒーティングチューブスペーサー」を使うことで、あらかじめ葉をつめておき、出先で簡単に楽しむこともできるようになる

ハサミや、専用のグラインダーを使って葉を細かくカットするという手もあるが、さらに面倒。また葉自体も乾燥しているので、そのまま吸うと辛く感じる。そのため、「ヒュミドール」や濡らしたティッシュなどで葉を加湿した方がおいしく味わえる。これも面倒と言えば面倒だ。

ヒュミドール

タバコ代とは別に、デバイス代もかかることも忘れてはならない。そしてデバイスは充電が必要だ(Micro USB端子経由)。

 

それでも安く吸える、さながら江戸時代の煙管(キセル)文化のように、デバイスを清掃して、タバコ葉を詰めるという作業は、記者は面倒と思いながらも、けっこう好きである。味の面でもタールという火を使うことで生まれる悪い物質を9割方吸い込まなくていいというのも安心だ。

 

在宅ワークで時間に余裕ができている、もしくは家庭内で紙巻きタバコが煙たがられているというなら、非常に有効な選択肢になると思う。

【スペック】入力:5V2A(急速充電対応)/バッテリー容量:3000mAh/方式:コンダクション/喫煙時間:4分※7分まで延長可能/温度設定:160〜240℃まで9段階調節/付属品:日本語説明書、スペーサー、メッシュ、セラミックフィルター、パッキングツール他

アメスピのシャグは、他にも『ナチュラル・アメリカン・スピリット・オリジナルブレンド』『ナチュラル・アメリカン・スピリット・ペリックブレンド』(各40g・税込1,180円・発売中)も販売されている。

 

入手は専門ショッピングサイトのヴェポナビ、全国の大きめのタバコ取扱店、ドン・キホーテなどの量販店、Amazonなどのオンラインストアなどで可能だ。

 

 

 

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記者

清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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