カリカリがレッドゾーン突入! 定番菓子にチョコがけした『ミニアスパラガスチョコ』の気合いの入れように驚いた

チョコビスケットの中で最高峰レベルのカリカリ!

 

定番人気のさくさくビスケット「アスパラガス」に、ワンサイズ小くてチョコがけしたタイプが登場! 『ミニアスパラガスチョコ』は今だけの期間限定。チョコとのバランスのために誕生したビスケット生地ってどう違う? 

 

ひと口サイズの「アスパラガス」とチョコが出会った『ミニアスパラガスチョコ』!

ギンビス(東京都中央区)は、1930年(約90年前!)創業。「たべっ子どうぶつ」や「しみチョココーン」など、ビスケットやクッキーなどのスナック菓子が得意なお菓子メーカーである。

 

そんな老舗企業の看板ビスケットが、1975年にモンドセレクション金賞を受賞した「アスパラガス」。長さ12cmほどのスティック状のビスケットで、生地には黒ゴマが練りこんであり、香ばしい香りとサクサク食感が長らく人気を呼んでいる。

近年では袋のサイズやバリエーションも複数展開し、スーパーやコンビニ、100円均一でよく見かけるおなじみの存在だ。味わいもプレーンに始まり、チョコがけ、バタートースト味、幼児向けの乳酸菌プラスを取り揃えている。

今回注目したのは、ワンサイズ小さい「アスパラガス」のチョコがけバージョン『ミニアスパラガスチョコ』(45g・ローソンで購入/実勢価格 税込130円・発売中)! 食べやすい一口サイズで、みんなでシェアしやすい袋入り。チャック付きなので保存しやすい。

 

 

1袋のカロリーは214calで、チョコがけビスケットなのにおやつに適したカロリーだなんて…うれしい!(おやつは1日200kcalほどが適しているとされている)

ビスケットなのにごま油というアスパラスタイルはそのままにチョコ合体

その特徴はというと、通常の「アスパラガス」をただチョコでコーティングしただけでなく、ビスケットからこだわって作られているというところ! チョコとマッチするように、ビスケットには丸大豆醤油とごま油を配合。通常使用されている粒の黒ごまではなく、ねりごまを使用している。

 

黒ごまは飽きやすい単調な味のビスケットにアクセントをくれるが、それをねりごまにするとどうなるのか? ビスケットのおいしさとチョコとのバランスを、実際に食べて確かめてみよう!

 

噛むと「おぉ!?」と驚くカリカリ度MAXのビスケット!

一口サイズの「アスパラガス」。この半面にチョコレートをまとわせたのが『ミニアスパラガスチョコ』。パッケージは『ミニアスパラガスチョコ』そのものの写真で、たっぷりのチョコがすでにおいしそう。

袋を開けると、中にはチョコがけビスケットが33本入っていた。見た目は野菜のアスパラガスというよりは、長いパンや雲みたいに見える。

ギンビスの公式サイトによると「発売当時、野菜のアスパラガスはあまり庶民が目にすることがない高級食材だったので、そんなアスパラガスの形をした美味しいお菓子をぜひお茶の間に」という想いから作られたそうだ。

アスパラガスの節となる部分が独特の食感を生み出しているが、この形は焼き加減がむずかしいらしく、カリッとした食感を高めるために昔よりやや細身になっているんだとか。

さて、『ミニアスパラガスチョコ』をさっそく食べてみると、市販のビスケットではまずないくらい硬いカリカリ食感にびっくりする。噛むとすぐに「おぉ!?」と驚くくらいカリカリ! しばらく噛み続けるとビスケットがしっとりしてきて、チョコと混ざり合ったときのバランスがちょうどいい。この食感の変化とチョコの甘さがとてもマッチしていると思った。

隠し味に丸大豆醤油とごま油を配合し、生地に香ばしさを出しているらしいが、確かにビスケットが他の商品にないくらい香ばしい。甘ったるくなく、ビスケットなのに大人もおいしいお菓子になっていた。カリカリ食感で目が覚めるから、デスクワークやお勉強のお供にぴったり!?

『ミニアスパラガスチョコ』は今だけの期間限定発売。ディスカウントストアやドラッグストアなら、100円前後で見かける。こんなにカリカリのチョコビスケットは初めてなので、ぜひ一度ためしてみて!

 

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記者

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椿 景子

30代女性。年間1000点以上の菓子・ドリンク類を試食するスペシャリスト。兵庫県出身、マンション暮らし。

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photo by 尹 哲郎

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