業界初のセンシング機能で髪を傷めずに素早く美しく乾かす『プラズマクラスタードレープフロードライヤー』

傷まず美しく早く乾く!

 

ドライヤーはきれいな髪を手に入れるために必要なアイテムだが、近年はただ乾かすだけでなく、様々な機能が搭載されたドライヤーが店頭に並ぶ。シャープが新たに発表した理美容商品「beauté A(ボーテアー)」シリーズは、使いやすいデザインと業界初となるセンシング機能を搭載した『プラズマクラスタードレープフロードライヤー』実際におためししてみよう!

 

シャープ独自のプラズマクラスターイオンは脱臭だけのものじゃない。髪にうるおいを与えてくれるのだ!

シャープが展開する理美容家電「beauté A(ボーテアー)」は、すべての商品にシャープが開発した「プラズマクラスター」を搭載している。プラズマクラスターとは、プラズマ放電により空気中の水と酸素から、+と-のプラズマクラスターイオンをもたらすこと。脱臭や空気中のウィルス除去などの働きがあることが知られている。

ドライヤーにプラズマクラスターの機能がついていることで、髪にうるおいを与え、静電気によるブラッシングダメージを抑えることができる。また、頭皮のうるおいを保ち、毛穴マリの余分な皮脂を除いてバランスを整えてくくれるなど、髪や頭皮の悩みを改善。ヘアカラーが長持ちし、UVケア効果も期待できる。

この秋発売されたばかりの新ドライヤー『プラズマクラスタードレープフロードライヤー<IB-WX1> 』(約610g・税込32,500円前後・2019年9月発売)は、個性的な形をしたドライヤー。今回、このドライヤーを使う記者は「髪質はかたくて太め」「毛量多め」「セミロング」。普通のドライヤーでは、とにかく乾かすのに時間がかかり、乾かした後はごわごわに広がるようなタイプ。普段から高価格帯のドライヤーは使っているので、やや辛口のレポートになるかもしれないが、しっかり2週間お試ししてみた感想を交えながらその機能を見ていこう。

 

ドライヤー選びのポイントは何と言っても風量!広範囲に風を届ける新速乾方式とは?

まず何と言っても、このコロンとしたフォルムが面白い。風量やパワーがあるのかな?と思ってしまうのだが、この形こそが進化した証拠。

左右にある2つの吹出口から出る風が髪を立体的に押し分けて、深く広範囲に風が届く仕組みになっている。

これにより、ドライ時間は約25%も短縮できるとか。毛量が多くて乾きづらい記者にとっては、少しでも速く乾くのはやはりうれしい。

しっかり風量があるので、音はやや大きめ。本体の重さは約610gあるので、持ってみると割と重いかな…という印象を受けた。しかし、使い慣れていくとこのコロンとした形は重心が安定しており、そこまで重さは苦にならなかった。強い風は確かに広範囲に当たっており、速く乾くことに納得。高価格帯のドライヤーを使っている人にとっては、劇的に速いという印象は受けにくいが、一般的なドライヤーを使っている人にとっては、確実に速く乾くと言っていいだろう。

 

 

業界初のセンシングドライモード機能がいい!子育てや介護のシーンにもおすすめ!

記者がおすすめしたいのが「センシングドライモード」。ドライヤーについている距離センサーが、温度を自動でコントロールしてくれる機能なのだが、これが思った以上に良かった。

髪に与える熱ストレスや過乾燥を抑えるために、ドライヤーが髪との距離をセンシング。近づけても、離しても、55℃以下にキープしてくれる。

髪を乾かしている時に、熱くなりすぎることはよくあること。だが、センシングドライモードを使うと、それが全くない。夏場など、ドライヤーをしている時に汗をかきやすい時などにもおすすめ。温度をコントロールしてくれるだけで、こんなにも快適に髪を乾かす事ができるなんて!と感動。

 

また、この機能は自分で使う時だけでなく、人の髪を乾かしてあげる時にもかなり使える機能。子供や高齢者の髪を乾かしていると、ついつい近づけすぎて「熱い!」と言われてしまったり、またその熱いということを伝えられない場合もある。でもこのセンシングモードを使えば、それもない。常に温度がコントロールされた風が出ているので、乾かす人も乾かしてもらう方も快適なのだ。

 

その他にはどんなモードがあるの!?

操作ボタンは小さめ。片手でも操作はしやすい。押すたびにモードや風量を変えられる仕様。しかし、髪を乾かしている途中で、一旦操作を止める場合は、設定ははじめからやり直しになる。はじめのモードは高温の風を発生させるスピーディドライモード。その他のモードは、先程ご紹介したセンシングドライモード。温風と冷風を自動で切り替えるビューティモード、頭皮に優しい地肌ドライモードがある。

付属品のセット用ノズルを取り付ければ、風が集中。

中央部分にあるのが、距離センサー。その周りにある光っている円は温度LED。温度により色を変えて点灯する。高温の時は赤。

冷風の時は青。その他、センシングモードの時は細かく温度をコントロールしてくれるので、オレンジ(中温)や緑(低音)に変化する。

業界初のBluetooth搭載ドライヤー

 

Bluetoothも搭載しており、スマホで好みのモードにカスタマイズできる美髪アプリと連携も可能(2019年11月公開予定)。

長く使うにはお手入れも大切。ほこりを市販のブラシや綿棒などで取り除こう。距離センサー部分は、ベビー綿棒で軽く拭う。

また、吸込口下部にあるカバーをはずすと、プラズマクラスターイオン発生ユニット(電極部)がある。この部分は付属のユニット清掃ブラシを使って、汚れを取り除く必要がある。

2ヶ月に1回以上のお手入れで、ユニットが繰り返し使えるので、ドライヤーの性能を保つためにもお手入れは必須。

 

本体のカラーはピンクとホワイトがある。

 

使い続けて実感!プラズマクラスターは髪にいいかも!?

しばらく使っていると、何だか髪の毛がまとまりやすくなっていた。パサついた感じが抑えられ、静電気で髪の毛が広がらず、サラリとした指通りをキープ。プラズマクラスターは目に見えないので、効果がある!と断言はしずらいのだが、やはりそれなりの良さ感じることができた。ただ乾かすだけでなく、髪のお手入れのために何かプラスアルファの機能を望んでいる人におすすめ。また、自分だけでなく人の髪を乾かすシーンにもお勧めの1台。気になる方は、家電量販店などでぜひ実機をチェックしてみて。

 

【スペック】
サイズ :233×88×132mm(付属品除く)、電源コード約1.7m
質量:約610g(付属品除く)
搭載モード:HOT/SENSING/BEAUTY/SCALP/COLD/APP(アプリ対応)
電源:AC100V 50Hz-60Hz
消費電力:1,200W(ホット/ターボ運転時)
温風温度:約95℃(ホット/ドライ運転時 室温30℃)
風量:約1.1m³ /分(ターボ運転時)

公式サイトはこちら

記者

蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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photo by 尹 哲郎 / 蘭 よう子

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