タンク容量アップでしっかりスチーム!パナソニックの新『衣類スチーマー』を従来品ユーザーがチェック!

パナソニックの『衣類スチーマー』は高温スチームをあてることで、ハンガーにかけたままシワを伸ばしたり、衣類にしみ付いた嫌なニオイも取ってくれる。そんな人気商品にこの春、最新機種が登場!従来品よりもタンクの容量が2倍に増え、腕への負担と使いやすさに配慮した低重心設計になっているそうなので、その使い心地を「衣類スチーマー」ユーザーの記者がレポートする。

タンクの容量も、スチームも、パワーアップ!

NI-FS750 PN(ピンクゴールド)

パナソニック『衣類スチーマー(NI-FS750 )』(オープン価格 実勢価格14,000円前後(税抜)・2019年4月20日発売)は、タンクの容量が今までの50mlから100mlにアップしたということで、本体も大きくなったのかと思いきや、従来品と見た目はそんなに変わらない。コードの長さは約2.5m。手に持ってみた感じも、従来品と同じような感じだ。本体の重さは約740g。従来品が約700gだったので40gしか増えていないこともあるが、低重心設計になり、持ちやすさや腕への負荷を考慮した造りになっている。

決して軽いと言える重さではないが、サッと使う程度であれば、そこまで負担にはならないはず。

給水用の専用カップは100ml。今までのものより2倍になったということで、やはりたっぷりと水が入る印象。これにより、今まで約4分間の連続スチームだったのが、約8分間の連続スチームが可能になった。

スチーム噴射角度は360度。広い面積を一気にカバーするために、蒸気穴をスチームが広がりやすいように配置してある。

「瞬間3倍パワフルスチーム」も搭載し、スチーム量もアップ。さらに強力なシワ取りと脱臭が可能となった。

上部のランプが2つとも点灯している時にハンドル部分のスチームボタンを2回押すと、3倍パワフルスチームが出る。

水を入れて、電源スイッチを入れたら約24秒で立ち上げ。忙しい朝などにも、これならサッと使える。

スチームボタンを押している間、スチームが出続ける仕組み。ずっとボタンを押さえてないといけないのだが、ちょうどハンドルを握る形の部分にボタンがついているため、作業はしやすい。スチームのあて方は、衣類の端を軽くひっぱりながら、ゆっくりと滑らすように動かそう。

毎日着る洋服のケアに断然おススメの衣類スチーマー

記者は主に衣類ケアを目的としてスチームアイロンをほぼ毎日使用している。すぐに洗濯出来ないもの、連続して着なければいけないもの(ジャケット、スーツ、制服など)におすすめ。タバコ臭、汗臭、飲食臭、はもちろんのこと、衣類の除菌アレル物質対策になる点も良い。衣類についた「生乾き臭」と「ペット臭」の脱臭効果も実証している。

プリーツスカートもハンガーにかけたまま、ピシっとお直し!

帰宅後にその日着用したジャケットやスカートなどにサッとスチームアイロンをかけるのが日課。そうすると嫌なニオイも取れて、なんだかスッキリ。布用消臭剤などの化学物質も苦手なので、スチームだけで衣類のケアが出来るのは嬉しいポイントだ。

スチームが続くから、水を継ぎ足すことがなくなった!

従来品の時は、衣類を約1~2枚くらいかけた後に水を継ぎ足していた。しかし、今回は倍量になっただけあって、いつもの使い方ではほとんど注水することなかった。次の日に着ようと準備する洋服(ジャケット、シャツ、スカート)程度であれば、継ぎ足しなしで使える。一気にスチームがけが出来るので、作業効率は格段にアップ。スチームの出方もパワフルで、スチームした後の衣類はとても気持ちが良い。

一方で、注水しなくていいとなるとスチームアイロンを持ったままになる。そうすると、約8分間ずっと持っているのは、いくら低重心設計であっても、ジワジワと腕に重たさがかかってきた。適度に台に置くなどして、腕を疲れさせない様に工夫した方がいいかもしれない。

衣類のケアもエチケットのひとつ!シワや嫌なニオイを残さずに!

衣類だけでなくソファやクッションなどの大きな布製品にもサッと高温のスチームをかけると、すっきりとした気持ち良さがある。1台あると便利なスチームアイロンは、育ち盛りの子供の汗臭がしみこんだ衣類や、加齢臭などにも。衣類用消臭剤を使ったり、お風呂場の蒸気でニオイを飛ばすよりも、はるかに効果がある。クローゼットの奥にしまっておいた洋服をすぐに着たい時などにも。脱臭剤のニオイを取ってくれる。衣類のニオイケアも大事なエチケットのひとつ。高温スチームでしっかり除菌と消臭をしてみよう。『衣類スチーマー(NI-FS750 )』は、今回紹介したピンクゴールドの他にシルバー調もある。

 

 

 

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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