しそ焼酎『鍛高譚(たんたかたん)』の発売25周年を記念して10,800本の炭酸割り「全力しっそー」を無料サンプリング実施

こちらのお方、一部上場企業の代表取締役社長でいらっしゃいます。

さる11月10日、しそ焼酎『鍛高譚』発売25周年を記念して、東京・有楽町で合計10,800本の「鍛高譚」炭酸割り「全力しっそー」(250ml缶)を無料で配布するサンプリングイベントが行われた。若手社員が中心となって実施された同イベントを取材した模様をレポートする!

いつも”全力しっそー”な皆さまに、しそ香るお酒をお届けしたい!”全力しっそー”のメンバーが、全力で配布します。

巨大なしその葉をまとった「シソガール」はSNS映え間違いなし!

「しそを使った焼酎」という珍しさと、爽やかな飲み口で根強いファンの多いオエノングループの合同酒精株式会社(東京都中央区)の『鍛高譚』(720ml瓶・参考価格 税抜864円・発売中)は、2017年12月9日(土)に発売25周年を迎える。これを記念して、さる11月10日に東京・有楽町の東京交通会館1階ピロティーで、限定品「鍛高譚」の炭酸割り「全力しっそー」(250ml缶)とオススメレシピのセットを合計10,800本も無料で配布するサンプリングイベントを行った。

非売品の「全力しっそー」は、シソを使ったお酒だと一目でわかる!

配布された「鍛高譚」の炭酸割り「全力しっそー」は、サンプリング用の特別パッケージで市販されていない。「鍛高譚」のもっともスタンダードな飲み方のひとつ「炭酸割り」を味わってもらうために、イベント限定で企画されたという。パッケージのデザインはシンプルで、若者層へのアプローチを意識している。

また、缶の背面には「鍛高譚」のオリジナルボトルが配され、オススメの飲み方が印刷されており、炭酸割りのほか、ロックやジンジャーエール割りがオススメされている。

オエノンホールディングス株式会社 代表取締役社長 西永 裕司(にしなが ゆうじ)氏

このサンプリングイベントに、同社の西永裕司社長が飛び入り参加。帽子からスーツ、靴に至るまですべて「鍛高譚」の原材料・赤しそをイメージしたパープルで統一。フェイスペイントまで施す力の入れようだ。「このスーツは自前で、イタリア製生地のオーダーメイドです。「鍛高譚」のプロモーションのために用意しました。今日は、25周年を記念した『たんたかダンス』スポットCMのYoutube動画でも履いたシューズで来ました」と西永社長。

 

 

「社長自らが先頭を切ってプロモーションしたいという気持ち。弊社の代名詞が「鍛高譚」なので、売れれば社員が元気になります。世の中、好景気を実感できる人はごく一部。「鍛高譚」を飲んで元気を出してもらいたいです」と語る西永社長のオススメの飲み方は「この無料配布『全力しっそー』が定番ですが、これにレモンスライスを浮かべると、さらに爽やかさがアップして美味しいですよ」

 

中堅・若手中心の「鍛高譚プロジェクト」でブランドイメージ向上を図る

森博紀さん「中身はシンプルなソーダ割りなので、気に入ったら気軽に作ってみてください!」

このイベントを企画したのは、同社の中堅・若手を中心とした「鍛高譚プロジェクト」のチーム。発売25周年を記念し、「鍛高譚」のブランドイメージ向上と浸透を目的に、さまざまな企画を立案するチームだ。プロジェクトリーダーの森博紀さんは「(プロジェクトは)個性の強いメンバーが集まったので、リーダーとして自由な発言ができるような雰囲気作りに努めました。こういったサンプリングイベントは初めて。「鍛高譚」を若い人に知って、楽しんで、体験してほしいです」と話してくれた。

岩﨑康代さん「若い人にこそ、焼酎の魅力をもっと知って頂きたいですね!」

しその被り物をしてイベントを盛り上げたプロジェクトのサブリーダー・岩﨑康代さんは「焼酎を若い人に、どうアプローチできるかを考えました。今夏は北海道の音楽フェス『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2017 in EZO』にも販売ブースを出店しました」という。「鍛高譚」のオリジナルカクテルの販売を行い、アセロラジュース割りが若者に一番人気だったそう。今回の無料サンプリング配布缶「全力しっそー」については、「コンセプトは、しそだから“しっそー”と分かりやすく(笑)。オヤジギャグだけど、クスッと笑えるようなネーミングになりました。缶には『鍛高譚』ボトルのデザインを絶対に入れようと思っていました」と話してくれた。

北海道の白糠町の赤しそを使い、北海道の旭川工場で生産されているしそ焼酎「鍛高譚」は、北の大地の爽やかさを感じられるサッパリとした飲みやすいお酒。なお、商品名の「鍛高譚」とは、北海道の民話に由来しており、アイヌ語で「タンタカ」はカレイ科の魚を指す。公式サイトでは民話「鍛高譚」が紹介されているので、ぜひ一度見てみるといいだろう。

 

最後に同社の西永社長は「これからさらに30年、40年と長く製造・販売を続けて、より『鍛高譚』が多くの方に愛される焼酎にしていきたいですね」と締めくくった。

配布時間は11:00~17:00を予定していたが、16:20には配布を終了するほどの人気ぶりだった!

なお、次回は、12月8日(金)~9日(土)に、札幌新千歳空港ターミナルビル2F「センタープラザ」にて、盛大にサンプリングイベントを実施する予定なので、お近くの方は訪れてみては?

 

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記者

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タック二階堂

40代男性。東京都出身。本業である取材ライターの傍ら“ボカロP”としても活動。著書に『「ボカロP」になる本』(工学社)がある。

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photo by 尹哲郎

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