『日清 カレーメシ レモンクリーム』ミルキーマイルドなチキンカレーにレモン味をプラスして!

日清のカップライス・ブランド「カレーメシ」から、何とレモンクリームを合わせたという新味『日清 カレーメシ レモンクリーム』が登場。カレーにレモン…、今ひとつピンとこない組み合わせだが試してみる。

レモンの風味が爽やかさを高めた初夏に似合う味わい

この「カレーメシ」の誕生には紆余曲折あって、2013年に「日清カップカレーライス」として発表したものの「ご飯と混ざっている状態なのでカレーライスとは言えない」と言われて名称変更。今はわかりにくいことに「カレーメシ2」というシリーズも存在するが、そちらは具材が多いもの。この『日清 カレーメシ レモンクリーム』(117gうちライス86g・希望小売価格 税抜220円・2016年3月7日発売)は通常の「カレーメシ」としての登場だ。

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調理方法はフタをめくり、を注いでフタをそーっと元の位置に戻して、レンジでチンするという方式。ものすごく熱くなって火傷に気をつけなくてはならないが、すでに混ぜてあるカレーライスというのは結構美味しいことを気づかせてくれた。

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さて、問題のメーカーいうところの「初恋の味」だ。カレーにいくらレモンやクリームを加えたからといって、初恋って、と半ば呆れながら試食。調理前にはレモンの香りはほとんど感じない。レンジでチン(500Wで約5分30秒/600Wで4分30秒)していると3分過ぎあたりからカレーの良い香りはしてきたが、レモンという感じはあまりわからなかった。

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出来上がって熱々のフタを火傷しないように横にずらし、本体も熱い部分に触れないように細心の注意を注ぎながらテーブルへと持って行く。見た目は確かにカレーの色が薄い黄色。一つ間違えればシチューに感じてしまいそうな色合いだ。

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ベースはチキンカレー。そこにミルクをたっぷり注いでマイルドにするまではありがちだが、最後にレモン風味を付け加えたところが新しい。舌を火傷しないように細心の注意を払いながら実際に食べてみると、非常にマイルドなカレー味が広がって、普通に美味しい。後味には確かにレモンの味わい。コクも旨味もあるカレールーが、最後に立つ鳥跡を濁さずな感じでレモン味にまとめ上げるのが面白い。

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具材は蒸し鶏、ニンジン、インゲン。「カレーメシ」特有の楕円形で平たい独特の米は記者はもともと好きなので、それらのハーモニーはとても美味しかった。後半はもうレモン味自体に慣れてしまって普通に完食。通常のカップ麺とは違い、それこそスープの役割のルーがライスときっちり混ざり合っているので、満腹感がすごい。

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「カレーメシ」ファンなら文句なく、オススメ。こうしたたまの変わり味は実に楽しい。レモン味というところから、女子ウケもきっと高いはず。ただお腹がしっかり減った時に挑みたい。

 

オススメ度:(買っても損はない)
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記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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