『日清焼そばU.F.O. チーズカレービッグ』3種チーズにビーフ&カレーの旨味がねっとり襲いくる300g級の超重量

が鳴るほど空腹ならば、カップ麺のビッグサイズよりもカップ焼きそばのビッグサイズを選ぶほうが賢明。『日清焼そばU.F.O. チーズカレービッグ』(159gうち麺130g・希望小売価格 税抜205円・2005年4月13日発売)は麺量何と130g。カップ麺では到底太刀打ち出来ないレベルの麺量を仕掛けてきた。

 

必要湯量も700mlと大量。足りなくならないように湯沸かし時には注意が必要。湯入れの最中に湯切れを起こして調理中断するなど、悔やんでも悔やみきれないだろうから。

IMG_3862

ベースは通常の「日清焼そばU.F.O.」スタイルの油揚げ中太麺に濃さが特徴のやみつき濃厚ソースなのだが、そのソースに仕掛けられたカレースパイスと後がけの粉チーズが今回の『日清焼そばU.F.O. チーズカレービッグ』の特徴だ。ちなみにカップ麺ファンだとつい後入れ袋があれば習慣でフタの上にのせて温めてしまいがちだが、今回の粉チーズは溶けてしまうのでのせない方がいいだろう。

IMG_3874

たっぷりの湯切り作業。この時点で何と麺重量が294g! 容器13gを差し引いても281g。後入れソースをかき混ぜるともはや限りなく300gに近づく。BIGの呼称は伊達ではない。

IMG_3926

濃厚極まる後入れソースはまんべんなくかけるのがオススメ。一箇所にドバっとかけるとムラができやすい、それくらい濃い。そしてそのソースに込められたカレーの香りがたまらなくスパイシーで食欲をそそる。

IMG_3875

そのまま行ってしまいたくなるところをグッとこらえて特製粉チーズをふりかける。粉チーズはスパゲティなどでは定番のパルメザンだけでなく、コクのあるゴーダ、伸びの良いエメンタールなども入った三つ巴の粉末。

パルメザン特有の臭気はやはりウッと来るものがあるが、カレー風味ソースを混ぜられた麺と混ぜ合わせるとその嫌な臭気はどんどん消えていく。同時にカレーの香りもマイルドになり、結果として本来のソースの香りに近づくというのには驚いた。

IMG_3879

食べてみると予想通り濃厚。かやくは大切りキャベツ、ニンジンの2種のみという潔さだが、チーズがアクセントになっていることを考えれば寂しくはならない。チーズの力も加わって粘り腰のある麺の食感は充実感たっぷり。ソースのベースとなっているビーフの味わいも深く、ジャンクな美味しさ以上のものを感じさせてくれる。

IMG_3890

旨味とコクの嵐を飲み込んでいくと、麺量130g(仕上がりは300g近く)はあっと言う間になくなった。不思議に飽きることなく、一気食いが可能だったのには驚いた。

腹の虫が大きく暴れだした時にはこれ、最高のおもてなし。ねっとりと濃厚でガッツリと量を食べたいときには、必ずや期待に答えてくれる一品だろう。ただカロリーも700kcalオーバーなだけにそれなりの覚悟が必要だ。

IMG_3854

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイト:日清焼そばU.F.O. チーズカレービッグ

記者

アバター画像

清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

この記者の記事一覧

トラックバック