自衛隊の無線機器製造会社が作った、なめられるクレヨン 『プリモモくれよん』はペンが持てない子でも遊べる!

のカラフルなうずらの卵のようなもの、実はクレヨンなのである。しかも、クレヨンの匂いなど全くせず、美味しそうなピーチの香りがいっぱいだ。商品名は『プリモモくれよん』。こんな可愛らしい、小さな子供向けのお絵かき道具を、自衛隊に無線機器を納入している会社が作っているというから驚きだ。

形は、「たまご」だけでなく、「指輪」と「花おはじき」もある。今回は、「たまご」型をさっそく使ってみた。いったい、どんな商品で、どんな書き心地を楽しめるのだろう。

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この『プリモモくれよん』には、同じたまご型の消しゴムが付いている。クレヨンで描いて、消しゴムで消せるのである。

何だか、クレヨンというより、色鉛筆のようだなと思って、実際に絵を描いてみると、案の定、クレヨンにしては、とても硬い書き心地。色濃く、たっぷりと色を塗ることは無理で、やはり色鉛筆で軽くこするようなタッチでしか、塗ることはできなかった。

これは、クレヨンというより、色鉛筆なのである。購入を検討している方は、そこのところだけ勘違いしなければ、いろいろと魅力溢れる、楽しい商品である。

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まず、クレヨンで絵を描いたときのように、手がべとべとに汚れない。しかも、この『プリモモくれよん』は、台所用の中性洗剤などで水洗いすることもできる。写真で見ると、プラスティックでできているかのように見える質感だが、実際も、そうである。ツヤツヤしていて、汚れを寄せ付けない。

しかも、このクレヨン、どことなく、チョコレート菓子のような雰囲気も漂う。それもそのはず、この『プリモモくれよん』は、なんと、チョコレートを製造する機械で製造されているのだとか。ピーチの香りも、食品用の香料で、小さな子供が、間違って、なめてしまっても、安全・安心というのが、大きな特長でもある。が、大きさ的に、口に入れて飲み込もうとすれば、窒息の危険もあるので、注意が必要だ。

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クレヨンと同じ形の白い「消しゴム」も、同じように安全・安心で、水洗いもできるが、さすがに、ゴシゴシと消したときに付いた色は、中性洗剤で洗っても、全部は落ちなかった。

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クレヨンは、すべて半分に割れるので、別の色の組み合わせを楽しんだり、コマにして回してみたり、転がしたり、絵を描いたり、洗ったり、匂いをかいだり・・・。

まさに、子供にとっては、五感をフル稼働して遊べる、『プリモモくれよん』なのである。

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色の組み合わせを変えてみると、よくわかるが、この『プリモモくれよん』は、なかなか緻密な作りをしていて、どう組み合わせを変えても、きちんと組み合わせることができる。

さすがに、これを製造する神田通信工業(株)は、自衛隊に納める無線機器や、医療機器メーカーに精密機械をOEMで供給している会社だけのことはある。その技術と、チョコレート製造機器で、この子供向けクレヨンを作っているのだから、実に面白い。

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『プリモモくれよん』は、今回使ってみた「たまご」の他に、「指輪」と「花おはじき」があることは、冒頭にも書いたとおりだが、それぞれが、6色タイプと12色タイプが用意されている。

価格は、どの形状のものも、6色セットは税別953円、12色セットは税別1410円。小さなお子さんの情操教育に、お一ついかがだろうか。

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記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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