今年も登場!18世紀の小説ヒロイン名を頂くチョコレート!? 冬期限定発売『ロッテ シャルロッテ』

のチョコレート、メーカーであるロッテの商品情報ページを見ると、完全に大人女子がターゲットとなっている。確かに、パッケージのデザインといい、ある有名な古典小説のヒロイン名を商品名としていることといい、リリカルな絵柄がチョコレートに描かれていることといい、大人の女子ウケしそうな仕掛けがちりばめられているが、この美味しさを大人女子だけ限定にするのは、ちょっともったいない。『ロッテ シャルロッテ』、今年も発売開始だ。

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商品名の「シャルロッテ」は、ゲーテの小説『若きウェルテルの悩み』に登場するヒロインの名前。シャルロッテという名前の女性の愛称は通常「ロッテ」。実はロッテの社名も、このヒロインの名前からいただいているのだ。そして、チョコレートの表面に描かれた、いろいろな絵柄も、その小説にまつわるもの。このチョコは、そうしたディテールまで、シャルロッテの世界で統一している。そして、この薄い一枚一枚のチョコレートの“内に秘めたる”ものは・・・。

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このチョコレートは、パッケージもあるとおり、生チョコレートなのである。つまり、チョコレートに洋酒や生クリームなどを混ぜて、柔らかい歯ごたえに仕上げられている。極薄のチョコレートをかじると、中からはトロリとした、そんな生チョコレートがとろけ出す。味はミルクとセミビターの2種類。どちらもクリーミーで、チョコレート好きなら、男女にかかわらず、完成度の高いやめられない美味しさだ。この冬は、チョコレートを食べながら、ゲーテの小説でも手に取ってみては・・・。

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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