『壁紙用フックS』穴開け不要で壁を傷つけずはがし跡も残らないから賃貸居住者にうってつけ!

技の効いた日用雑貨作りに定評のある小久保工業所(和歌山県海南市)から、賃貸住宅居住者なら大喜びの『壁紙用フックS』(フック1個、接着剤2個・希望小売価格 税抜1000円・2015年11月30日発売)が登場。穴開け不要で壁を傷つけず、さらにはがし跡も残らないというからすごい。

 

最初『壁紙用フックS』という商品名だけを見た段階では正直”?”という感想。ところがよくよく確認すると壁紙に貼りやすい新素材・変成シリコンの接着剤を使用したきれいに剥がせるタイプのフックとのこと。それなら話は違ってくる。

通常の粘着フックは、賃貸住宅ではご法度。貼ってはがせるタイプのものなら壁紙を傷つけないが、それだといとも簡単に落っこってしまう。まさか釘やピンを打つわけにもいかないし、と広大な壁紙スペースを眺めながらため息をついた経験のある人は多いのでは?

ところがこの『壁紙用フックS』なら穴を開ける心配がない。基本は気軽な粘着フック。普通の粘着フックだとはがす際に壁紙ごと剥がれてしまったり、接着剤で汚れてしまったりと、壁を汚せない敷金返還命の賃貸住宅居住者にとっては禁じ手中の禁じ手なのはご存知の通り。

KM-229_壁紙用フック_小久保工業所_使用シーン

ところがこの『壁紙用フックS』なら接着剤を工夫したことによって、剥がし跡も残らないし、そもそも壁紙ごと剥がれてしまうなんてこともありえない。さすが小久保工業所、細かいところの気配りが素晴らしい。

ただ剥がせるからといって、どこにも”貼ってはがせる”と書いてないのに注意。つまり、一度貼ってしまうと本当に取り去る時まではがすことはできないと考えるべき。なので貼る位置は熟慮の上決めたい。耐荷重は約1kgとそこそこのパワフル。記者は正直この接着剤だけ別売りしてもらって、いろんなものを壁紙に貼り付けたいと思ってしまった。

公式サイト:壁紙用フックS

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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