『ヘルシオお茶プレッソ』に新モデル登場! 進化した茶うすと湯ざまし機能搭載でどう変わったのかを検証!

 

基本的な使い方は旧機種と同じ!

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操作の仕方は旧機種とほぼ同じ。まずはお茶うすで茶葉を挽く。

新機種は前面パネルと「お茶うす」のセット箇所に帯電防止樹脂を採用しており、 茶葉の飛散や粉末の付着を抑えられるようになったという。なるほど、旧機種は埃などの付着なども目立ちやすく気になっていたのだが、 幾分、付着は抑制されているように感じた。細かな工夫を評価したい。

お茶うすの茶葉投入口も、旧機種より大きくなっており使いやすさは向上している。お茶うすが動いている時はモーター音があるのでそれなりに音がする。振動はないが、壁にぴったりと設置したりすると音が響くおそれがあるので、集合住宅などでは設置場所に注意したほうが良いだろう。

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挽かれた茶葉を見てみると、確かに細かさが全然違う。とても細かいため、ふわっと舞ってしまうほどだ。茶葉はその都度挽くのも良いが、1日分などをまとめて挽いておけば、好きな時に飲みやすい。また1人分だけ挽きたい場合は、やや多めの2人分で挽いた方がうまくいくと感じた。

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お茶の淹れ方も旧機種と変わらない。分量分の水をタンクに入れ、挽いた粉茶をお茶容器に入れる。「温茶」・新機種から搭載の「ぬるめ」を選択して、スタートボタンを押す。湯を沸かすゴボゴボという音がして、中の回転はねが回る音がする。湯気が出るので、お茶容器を覗き込んだりしないように注意しよう。冷却ファンがついたということだが、抽出中の音の大きさはそれほど気にならなかった。

 

肝心の味わいはどうだろうか?

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さて、肝心の味わい。「温茶」と「ぬるめ」を飲み比べてみた。温茶はやはり熱く、少し冷まさないと飲みにくい。 一方で、多少の熱さはあるが「ぬるめ」は割とすぐに飲むことが出来る。また、温度が低くなったことにより、お茶のまろやかさも感じられる。 粉末茶の粒子もさらに細かくなっているということで、旧機種では感じなかったお茶の香りや風味をそれなりに感じることが出来た。すっきりとした後味で、とても飲みやすい。急須で入れる場合は、約70%を茶殻として捨ててしまうが、『ヘルシオお茶プレッソ』は丸ごと茶葉を摂るため、茶殻も出ない。また、茶葉に含まれる栄養成分を丸ごと摂ることができる。急須でいれたお茶と比べて、カテキンは約1.9倍多く、 また急須でいれたお茶にはほとんど含まれない栄養成分(クロロフィル、食物繊維)まで入った栄養価の高いお茶を淹れられるのだ。