『アサヒスーパードライ エクストラシャープ』は極限までドライに絞り上げた高品質ビールの理想型!

サヒから「スーパードライ」の累計出荷数35億箱突破を記念して期間限定発売されたのが、さらに極限までドライに締め上げた『アサヒスーパードライ エクストラシャープ』(350ml/500ml・オープン価格・2015年3月31日発売)である。

 

氷点下でろ過した「エクストラコールドろ過製法」を採用し、アルコール度数も0.5%増の5.5%という超辛口のスーパードライ、否が応でも期待が高まってしまう。

グラスに注いでみるときめ細やかでまろやかな泡が大きく立ち上り、つややかなゴールドカラーでグラスを満たしていく。香りは控えめなホップ臭。さて、飲んでみよう。

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なるほど、キリリどころかギリリという感じの引き締まった味わい。良い香りの液体が流れ込んできて、喉越しもさわやかに突き抜ける。あとに残るのはすっきりとした甘みで、その後に苦味がクッと来る。キレ抜群、これは美味い。まさに問答無用のビールの美味しさが満ち満ちている。

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アルコール度数の高さもあいまって、まさにきちんとビールという酒を飲んでいる感覚。おいしい湧き水のような味わいもして、下手なツマミなんてなくてもグイグイ飲んでしまうほど素敵な味わい。期間限定なんて言わないで、永遠に発売してもらいたい完成度だ。

調子に乗ってグイグイ行くとクラっと酔っ払う。正直こうして美味しく味わってしまうと、何かと敵視される痛風のもと・プリン体が100ml当たり約5.5mgくらい含まれていてもいいんじゃないかという気がしてくる。

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原材料は麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。珍しくもない4要素だが、それをここまで滋味あふれる領域まで高められたのはやっぱり氷点下ろ過のせいなのだろうか。スーパードライ・ファンのみならず、ビール・ファンなら一度は飲んでおきたい格別のビールである。

オススメ度:(絶対におすすめ)
公式サイト:アサヒスーパードライ エクストラシャープ

記者

清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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