濃度も量も自由自在! 大袋タイプ『おうちスープ コーンスープ/ポタージュ』を飲んでみた【粉末スープ】

濃いめ、薄め、自由自在!

 

昨年、数量・期間限定で発売された『おうちスープ コーンスープ/ポタージュ』が、全国発売になった。個包装ではなく大容量の袋入り粉末スープだから、好きな量を好みの濃さで楽しめる「おうちスープ」だ。自分でアレンジできるようになった自由度の高さや味わいをたしかめてみよう。

 

ファミリー層の声を受けて再販決定! 約20杯分が入った大袋タイプ

『おうちスープ コーンスープ』

自宅で飲むインスタントのコーンスープ or ポタージュといえば、個包装が一般的。カップに入れたら、あとはお湯の量で濃さを調整していた。だが、好みや胃袋の大きさは人それぞれ。お子さんには多すぎたり、濃厚にすると量が少なかったりといまいち融通が効かなかった。

賞味期限も未開封時で19ヶ月と長いので備蓄用にもぴったり

そんな不便さを見事に解決したのがポッカサッポロフード&ビバレッジ(愛知県)『おうちスープ コーンスープ/ポタージュ』(240g/約20杯分・実勢価格 税込708円・発売中)。粉末のココアや紅茶と同じ大容量タイプの袋入りスープとなったことで、好きな量を好みの濃さで楽しめるようになった。

『おうちスープポタージュ』

この「おうちスープ」シリーズは、昨年数量・期間限定販売されていたが、お子さんのいるファミリー層を中心に再販の声が多く届いたそう。この声に応え、全国展開されることになった。

 

『おうちスープ コーンスープ』を飲んでみた

まずは『おうちスープ コーンスープ』から。とうもろこしには甘みが強いスーパースイートコーンを使用。1食(約12g)当たり2.13g(乾燥重量)が配合されている。この他にも、チキンエキスや野菜の旨味が加えられており、甘さと旨味を感じられる仕立てとなっているようだ。

チャック付きのスタンドパウチ。文字が少なくてPOPなデザインながらすっきりと見やすい。

お湯100mlなら粉末は8g、200mlなら16g

中にスプーンは入っていないので、自前で用意。大さじ山盛り1杯(12g)が目安量。ちなみに、ティースプーンは小さじ1とほぼ同じなので3~4杯が目安。ここにお湯150mlが基本となる。

溶けやすいが、お湯の量によらず底に塊が残りやすいので要注意。粉が多い濃い派はしっかりと混ぜよう。

 

甘さの伝わるコーンの香り。この匂いだけでも体が温まる。

やけどしないようにひと口飲むと、ほっと心温まる優しい味わい。スーパースイートコーンならではの強い甘味が胃まで伝わるようだ。

とろみがあってまったりとした口当たりなのもコーンスープならではのおいしさ。大袋だと味のバランスが難しいのでは? と思っていたが、心配する必要はなかったようだ。その後、少々薄めに作ってみたが、記者は充分おいしく感じた。

 

『おうちスープポタージュ』を飲んでみた

続いては『おうちスープ ポタージュ』。1食(約12g)当たり2.47g(乾燥重量)が配合されており、『おうちスープ コーンスープ』同様、チキンエキスや野菜の旨味を加えた深みのある味わいに仕立てられている。

こちらもチャック付きスタンドパウチ。大袋だが、立てて保管できるのがありがたい。

お湯と粉末の割合は先ほどと同じ。こちらも溶けやすいので、朝の忙しい時間でもストレスなく準備できそうだ。

色はかなり白く、コンソメの香りが漂う。欲を言えば、パセリなど少しでも入っていて欲しかったところ。

 

ひと口飲んでみると、抜群の旨みが口中に広がる。甘みもあるのだが、それ以上にチキンや野菜の旨みがしっかりと感じられる味わいだ。

じゃがいもを細かくすりつぶしたようなざらざら感が残っているのも記者個人としては好きなポイント。とろみだけでなく、食感でも口当たりやのど越しを楽しめるので最後までおいしく飲めた。さらにざらざら感を楽しむために贅沢に量を増やしたら、さらにおいしさが増した。

 

好きな濃さで楽しめる、具材がないからアレンジ料理もしやすい!

やはり個別包装と違い、指定の濃度以外にも好みで調整可能なところがいい。たっぷり飲みたいときにも便利だ。具材が入っていないので、アレンジ料理にも使いやすい。さらにコスパ面で個包装に比べてお得なので、頻繁に飲む・使う人にはこちらがおすすめだ。

 

全国のスーパー、ネットショップほかで発売中。

 

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記者

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 尹 哲郎

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