鳥力士たちが角界に参戦!? 『TAMA-KYU(たまきゅう)』の新商品『ごっつぁんバード』が登場!

 

切りたくなる単語が書かれた麻雀牌やネットスラングが書かれたヘアピンなど、個性的という言葉の限界ラインを攻めてくるオリジナルカプセルトイブランド『TAMA-KYU(たまきゅう)』。今回登場した新アイテムは、日本の国技の1つである相撲と鳥が融合した『ごっつぁんバード』だ。早速鳥力士たちの勇姿を紹介していこう!

 

武士道部屋から角界へ進出した鳥力士たちが土俵入り!

 

カードゲームや新日本プロレスなど、幅広いエンタメ事業を手がけているブシロードのグループ会社の1つ、ブシロードクリエイティブ(東京都)。「偶々(たまたま)、急(きゅう)に世の中を潤す―――」というコンセプトのカプセルトイブランド『TAMA-KYU(たまきゅう)』から、ひとクセもふたクセも100クセもある個性派アイテムを世に送り出している。

 

『ごっつぁんバード』(全6種・1個300円・2022年4月発売)は、字面から想像できるとおり、鳥が力士になった力強くもかわいらしいカプセルトイだ。相撲取り・関取だから鳥である。これ以上ないシンプルイズベストさ! 鳥だけに飛ぶことはルール上許されるのだろうか? などと考えてしまった時点で、一本取られている。

それでは鳥力士たちを順番に紹介していこう。土俵入りしてきたのはカラフルな見た目の「インコ関(イエロー×グリーン)」だ。色合いからしてナミセキセイインコだろうか。左の羽を曲げて右の羽を広げていることから、横綱の雲竜型の土俵入りを思い起こさせるポージングだ。

 

小鳥であるインコが力士ということで、168cmの小兵力士として有名な炎鵬関を思い起こす。小さな体で巨体に挑む様は主人公的なカッコよさがあるので、活躍を期待したい!

 

くちばしと同じ黄色いまわしでやってきたのは「フクロウ関」である。フクロウはギリシャ神話では知性や学芸を司る女神・アテナの使いとされていたということから、学問や芸術のシンボルにもなっている。

 

それ故、力で真っ向勝負をするというよりは、技のデパートと呼ばれた元小結舞の海関のように相手の意表を付いたりテクニックで魅せる相撲が楽しめそうだ。

「インコ関(ホワイト×水色)」は、見た目的には色が違うだけで「インコ関(イエロー×グリーン)」とほぼ同じ。兄弟だろうか。どっちが兄でどっちが弟なのか。相撲で兄弟といえば何をおいても「若貴兄弟」を思い出すが、基本的には相撲界では兄弟同士の取り組みはされないしきたり。

 

若貴のように優勝決定戦での鳥力士兄弟対戦を見てみたいものだ(そもそも兄弟なのかどうかという疑問はもはや置いておこう)。

ダーティーなイメージがあるカラスも、力士となればその太々しさが魅力的。「カラス関」は青いまわしを身に付けて角界に参戦だ。青いまわしといえば、元大関の琴奨菊関を思い出す。琴奨菊関ばりのがぶり寄りで、鳥力士たちを土俵外まで追いやる相撲が見れるかも?

赤いまわしが印象的なのは「ハト関」だ。ハトと相撲といえば、ブルガリア出身の元大関琴欧州がお金がなかった若い頃に、寮の近くにいたハトを捕まえていたというハングリー精神あふれるエピソードが有名。そんな元大関でも、同じ土俵に立った「ハト関」は簡単に捕まえられないはずだ。

まさしく鵜の目鷹の目という鋭い目付きをした「タカ関(化粧まわしver.)」が最後に土俵入り。化粧まわしは十両以上の力士、いわゆる関取が付けられる名誉あるものなので、タカ関も実力者(鳥)であることが伺える。

 

ちなみに、最近では山形県白鷹町出身の十両・白鷹山関に、白鷹町が製作した白い鷹と紅花をあしらった化粧まわしを贈ったことも話題となった。

 

個性的な『ごっつぁんバード』は全国のカプセルトイ自販機で発売中。鳥好きと相撲好きの人はぜひ集めて鳥の場所を開催してみてほしい!

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記者

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加藤 真大

神奈川県在住。“何でもためしてみる”が信条。出版社勤務時代から仕事のお供はカップラーメン&コーヒー。ゲーム&アニメにも造詣が深い。

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