テスコム『酒燗器 SK31』自宅で手軽に美味しい燗酒が楽しめる!

日本酒は“ぬるめ”の燗が良く、しかも酒肴は炙ったイカでいい、とは、その昔の歌謡曲。冬の寒い時期、酒好きはお燗が恋しい季節である。しかし、自宅で日本酒をお燗につけるのは意外と難しく、しかも手間がかかるので、なかなか手が出せない。そんな日本酒党の諸兄にオススメなのが、テスコム『酒燗器 SK31』だ。手軽に自宅で燗酒を楽しむことができるので、こたつに入って「しみじみdrinking、しみじみly」を味わえる!

 

自分好みの温度で燗酒が美味しくつけられる!

冬といえば“燗酒”。日本酒は季節ごとに、さまざまな飲み方が楽しめる魅力がある。ただ、ひと口に燗酒といっても、熱燗からぬる燗まで、さまざまな種類があることをご存知だろうか。日本酒は、銘柄ごとにベストな美味しさの温度があるのだ。これが日本酒の特徴とも言っていいだろう。具体的には、50℃以上が「熱燗」と呼ばれ、30~40℃が「ぬる燗」となる。もちろん、もっと細かい温度設定があるのだが、ここでは割愛する。ちなみに、「冷や」とは20℃以下のことを指す。

 

 

 

 

このほど、理美容電化製品や小型家電製品の販売を行う株式会社テスコム(東京都品川区)から発売された『酒燗器 SK31』(高さ168×幅183×奥行き155mm・約1.1kg・実勢価格 税抜3,980円(編集部調べ)・2017年10月1日発売)は、簡単に操作できる無段階調整のスライド式レバーで、熱燗からぬる燗までの絶妙な温度設定を行うことができる。

 

自宅で燗酒をつけるとなると、これまでは湯煎するか、電子レンジで温める方法が一般的であった。ごくまれに、そのままガスコンロに日本酒を鍋に入れて直火で温める人もいるが、こんなやり方はとても日本酒を美味しく味わえるものではない。屋台のおでん屋などで見かけるアルミ製の「酒タンポ」と呼ばれる容器に注いで温めるのは湯煎と同じ方法。確かに、湯煎は燗酒を美味しく飲む最良の手段ではあるが、自宅で行うには温度管理や後片付けが手間になる。そのため、最近では電子レンジで手軽にチンする燗酒を出す店も増えてきたが、このやり方では日本酒の温度が急激に上昇し、アルコール分が飛んでしまったり、徳利の上の方と下の方で温度差にムラができてしまうこともある。

無段階のスライド式レバーなので、微妙な温度調整が可能となっている

この「酒燗器 SK31」は、レバーをスライドさせるだけで好みの温度に調整できるのが特徴。無段階式なので、微妙な温度設定にも対応でき、しかも入れた日本酒の量によって温度設定の目安が記されているので、誰でも簡単に好きな温度の燗酒をつけることができるのだ。

徳利は本格的な陶磁器製で焼き物の風情がある

日本酒を温める徳利(とっくり)は陶磁器製で、2.5合(450ml)まで入れることができる。焼き物の風情を感じさせる徳利は、日本酒をじっくりと温めて、しかも冷めにくいという利点がある。お猪口に注しつ注されつといった燗酒の楽しみを味わうことができる。

「酒燗器 SK31」は本体と徳利が分離できるため、徳利だけを持ち運んでお猪口に注ぐのも簡単。しかも、徳利は陶磁器製なので丸洗いできるのも便利だ。

 

自宅用はもちろん、贈り物としても最適な渋いデザイン

これまで、酒燗器といえば家電特有の“白物”デザインで、風情を感じられることは少なかった。しかし、この「酒燗器 SK31」はマットな質感のブラックとブラウンを基調にデザインされていてオシャレ。スイッチパネルはヒノキをイメージした木目調で、高級感もある。日本酒の燗酒をつける用途にふさわしい落ち着いた雰囲気で、和室などのインテリアとしてもなじみやすく、“宅飲み(たくのみ)”好きな女性たちにも抵抗なく受け入れられるだろう。自宅用として使うのはもちろん、お酒好きな人へのギフトとしても文句なしにオススメの逸品だ。

 

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記者

タック二階堂

40代男性。東京都出身。本業である取材ライターの傍ら“ボカロP”としても活動。著書に『「ボカロP」になる本』(工学社)がある。

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photo by 尹 哲郎

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