『アロマディフューザー/アロマファン アポセカリーボトル』アンティークな魅力の薬壜フォルムで良い香りを

佇まいはヴィンテージでアンティーク。この見た目で、実はアロマを放出してくれるところが魅力的な株式会社ラドンナ(東京都江東区)による『アロマディフューザー/アロマファン アポセカリーボトル』。その使用感をレポートする。

香りだけでなくガラス越しのほんのりした灯りも良い感じ

学校や職場などで、室内がピリピリとした嫌なムードに満たされているなあと感じることがあると思う。そんな時、ムードを一変させるためにポジティブな言葉を発して場を和ませるという手もあるが、一番手っ取り早いのは室内に良い香りを振りまくことである。視覚、聴覚、味覚よりも感情に直結しやすいと言われているのが嗅覚。良い匂いは人々の気持ちをリラックスさせる効果がある。

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経営者でオフィスの生産効率が低いと思う人は、良い香りを漂わすといいらしい。実際に海外の研究ではアロマ効果で生産効率がアップしたという報告もあるくらいだ。

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さて今回の『アロマディフューザー/アロマファン アポセカリーボトル』だが、その最大の特徴はやはりアンティーク薬壜フォルムだろう。箱から出したばかりだとピカピカなので、ちょっと汚れをわざとつけたくなるくらいヴィンテージな魅力に溢れている。

 

『アロマディフューザー/アロマファン アポセカリーボトル』の大きさの違いは機能の違い。それではそれぞれの特徴を見てみよう。

 

 

■『アロマディフューザー アポセカリーボトル』
(ブラウン/アンバー・直径95×高さ177mm/770g・希望小売価格 税抜7,800円・2016年4月発売)

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それなりの大きさがあって、インテリアとしてしっかり目立つ作りの『アロマディフューザー アポセカリーボトル』。使い方は簡単だが、ガラス瓶部分のカバーが取れにくくて一瞬戸惑う。外すと一気に風情がなくなるが、まあ仕方ない。

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付属の計量カップで本体に水を注いでエッセンシャルオイルを2、3滴垂らすことにより、香りのミストを放出する。水タンクの容量は100ml。電源は付属のACアダプターを使用する。

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スイッチは2つあり、右側がミストスイッチで左側がライトスイッチ。それぞれ押す回数でモードが切り替わる。

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ミストスイッチは連続1時間モード/連続2時間モード/間欠6時間モード/電源オフと順に切り替わる。使ってみて一番良かったのは間欠6時間モード。これによって長時間良い香りを楽しむことができる。

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そしてライトスイッチはライト点灯強/ライト点灯弱/ライト点灯揺らぎ/消灯の順で切り替わる。おすすめはライト点灯揺らぎ。暗めの室内だと何とも言えないムードが漂う。ちなみにミスト機能なしでインテリアライトとしても使うことができる。

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本体は本物の木とガラスの組み合わせで質感もいい。そして何より香りとともにほんわりとした光も灯るところがたまらない。天井からの照明を切って、間接照明で使うことをお勧めする。香り自体も優しく香るミスト式。ちょっとした加湿になり吸い込む空気がマイルドになる気がする。

 

気をつけなければならないのは、『アロマディフューザー アポセカリーボトル』だけ買ってきても、エッセンシャルオイルは別売りだということ。記者はさあ使おうとセッティングして、オイルがないことに気づいて買いに走った。またオイルが水タンク内に残留しやすいこともあり、毎日水タンクを清掃する必要があるのも多少面倒な気がした。

 

■『アロマファン アポセカリーボトル』
(ブラウン/アンバー・直径80×高さ130mm/470g・希望小売価格 税抜4,500円・2016年4月発売)

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一回り小ぶりなタイプで、単4アルカリ電池2本もしくはUSB接続で使用可能なのが『アロマファン アポセカリーボトル』。

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本体用のマイクロUSB端子と標準USB端子のケーブルが付属する。乾電池は別売り、エッセンシャルオイルも別売りということに注意したい。

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仕組みは本体下部にファン付きの送風ユニットがあり、その上にオイルを染み込ませたオイルパッドを載せ、風の力でアロマを広げる方式だ。モードは電池使用時とUSB使用時で異なる。USB接続時はオン・オフのみ。電池使用時は連続20分モード&ライト点灯、間欠1時間モード&ライト揺らぎ点灯が選べるので、圧倒的に電池使用がお勧め。間欠1時間モードは15分運転と5分停止を交互に繰り返してくれる。

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ただ小ぶりで持ち運びしやすくUSBが使えるので、オフィスでの使用もこれならしやすい。職場の雰囲気がピリピリし始めたらさりげなく使い始めると和むのではないか。

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こちらはこれといった手入れの必要はない。ただ付属のオイルパッドは一度エッセンシャルオイルを染み込ませてしまうと洗っても香りが取れない。したがって一つの香りにつき一枚使用すると考えた方がいい。付属しているのは3枚なので3種の香りを楽しむのが限界だ。香り選びは心したい。

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これら『アロマディフューザー/アロマファン アポセカリーボトル』の販売ルートは全国の大手雑貨店など。

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見た目が素晴らしいので気の利いた贈答品としても適していると思う。

 

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイトはこちら

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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