『タイの台所 パクチーフォー チキン味』スープ一面を緑色に覆い尽くすパクチーに圧倒の強力エスニック味!

イ料理が好きかどうかを分けるパクチー(コリアンダー)。嫌いな人にとっては目の敵にされがちなそのパクチーを山盛りで食べるのが株式会社アライドコーポレーション(神奈川県横浜市)による『タイの台所 パクチーフォー チキン味』(22gうち麺15g・税込183円・2015年9月発売)。戦々恐々としながら食べてみる!

 

ちなみにこの『タイの台所 パクチーフォー チキン味』をプロデュースしている株式会社アライドコーポレーションは、タイ食品全般を輸入販売している会社で、日本のタイ料理ブームに一役も二役も買っているタイ料理ファンの大いなる味方の会社。

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そこが展開しているのが「タイの台所」シリーズ。他にも「トムヤムフォー」が登場済みだ。しかも、カップ製品だけでは終わらず、「パクチードレッシング」「パクチーソース」「フリーズドライパクチー」「パクチースープ」など、苦手な人ならめまいのしそうなラインナップを取り揃えているパクチー料理ブランド。中でも「パクチードレッシング」は現在巻き起こっているパクチー・ブームの火付け役と称されている。

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確かに苦手な人も多いパクチーだが、クセが強いだけあって、好きな人は溺愛してしまうのがこのパクチー。エスニック料理好きにとっては気になってならないだろう、このパクチー大盛りカップ麺(フォー)を食べてみることにしよう。

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カップを開けると粉末スープとフリーズドライパクチーの小袋とともにフォーがクルクルっと丸まって入っている。フォーはベトナム料理でも有名なライスヌードル。

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赤みがかかった粉末スープと、パクチーをそこに開けてお湯を注いで3分間待てば出来上がり。エスニック料理店に迷い込んだかのような独特の土着感あふれる香りが漂ってくる。

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何がすごいって、スープ表面をみっちり覆うパクチーの姿。ベースはチキンスープで、フォーを食べようと箸ですくうとザザッとたっぷりくっついてくるのがパクチー。野性味あふれるその姿をパクリと食べる。

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ブワッと広がるパクチーの芳香。これはすごい。口の中がいきなりタイ王国。油断すると器官に入ってしまうくらい大量のパクチーが飛び込んでくる。くれぐれもむせないように慎重に食べたい。

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スルスルッとしたフォーはクセのない味わいだが、その分パクチーの味と香りが前面に。まさにパクチーそのものを食べているような気になる。味は……、正直まずくはないけれど、そこまでパクチーに思い入れがないので、ここまで盛られてもちょっと… という感想。チキンの味わいとパクチーが合わさると、いっそのことマッサマンなどのタイカレーを味わいたくなった。

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パクチー好きなら必ず試すべきなんだろうが、記者には少々きつかった。目一杯パクチーを食べるというレアな経験をすることができたことは良しとして。もちろん苦手な人は何が何でも避けるべきだろう。そして自分がどちらかわからないという人は踏み絵のように食べてみると、自分がタイ料理向きがどうかわかるだろう。

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オススメ度:(面白い)
公式サイト:タイの台所 パクチーフォー チキン味

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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