『老舗の逸品 神田まつや監修 カレー南ばんそば』by日清食品

長い名前で、商品名がそのままタイトルになってしまいました。6月10日に日清食品から発売されたカップ麺『老舗の逸品 神田まつや監修 カレー南ばんそば』です。昨年11月に発売した『鶏南ばんそば』に続く、神田まつや監修の第2弾となります。

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ところで「神田まつや」とは、明治17年創業の、超有名な老舗の蕎麦屋。歴史的建造物である店内で、江戸前の技を伝える手打ちの蕎麦を味わえる名店です。筆者にはかつて、この神田須田町にある「神田まつや」に、毎日のように通っていた時期がありました。現在は、五代目大旦那 小高登志氏が店を仕切っています。

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その大旦那 小高登志氏と、若旦那 小高孝之氏の監修を受けたカレーつゆは、だしのうまみと濃厚でスパイシーなカレーの風味がマッチした、「神田まつや」ならではのキレのある旨さ。ほどよいとろみが、細めでまっすぐなそばによく絡みます。

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本節、宗田節、さば節からとっただしに、カレー粉と小麦粉をあわせた、香り立ちがよいカレーつゆ。具材には、お店の「カレー南ばんそば」をイメージした、大ぶりの鶏肉と彩りのよいネギが入り、さらに嬉しいことに、実際にお店のテーブルに置いている「七味唐辛子」が別添されています。

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最近のカップ麺は、全体的に本当に美味しくなっているのは事実ですが、この『老舗の逸品 神田まつや監修 カレー南ばんそば』も、期待を裏切らない旨さです。いつも「まつや」で食べていた筆者が言うのですから、これは間違いありません。お店で食べると950円のこの味を、税別190円で、いつでもコンビにで買える幸せ。ぜひあなたもどうぞ!

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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