【微糖缶コーヒー比較】ファイア、ジョージア グラン、ボス コーヒーロースタリーズの3種を三つどもえ飲み比べ対決!

缶コーヒーは微糖に限るという人に!

 

缶コーヒー、無糖ブラックはストイック過ぎるが、ノーマルタイプは糖質が気になる(太る)と考えてしまう人にうってつけなのが「微糖」。甘さがあって糖も控えめ、それで美味しいという無敵な缶コーヒーがあるものか。そこで10月2日にリニューアルされた『キリン ファイア 挽きたて微糖』、『ジョージア グラン 微糖』、『ボス サントリーコーヒーロースタリーズ 微糖』という最新王道微糖ショート缶(イチキュー缶)3種を飲み比べてみた。

 

微糖は甘くないというのは迷信です!?

無糖、微糖、ノーマルタイプの順に、缶コーヒーは甘くなっていくと勘違いしていないだろうか。甘さ控えめが好きだからと微糖を選んでいるとしたら、それはちょっと違う。あくまで微糖は砂糖やブドウ糖などの糖分を控えたもの。無糖が甘くないのは当然だが、大方のメーカーは、ノーマルタイプよりも糖類は控えめでも、甘さという点では微糖タイプを一番甘くしていることも多い。

 

とはいえ近年は糖質制限ダイエット全盛時代。甘さは摂りたいが余計な糖分は取りたくないという人がほとんどだろう。そこでがっつりコーヒー感を味わえるイチキュー缶(ショート缶)の代表ブランド、ファイア、ジョージア、ボスから最新微糖タイプを集めて、おいしさ比べをしてみたい。

 

 

キリンビバレッジ『キリン ファイア 挽きたて微糖』

185g ダイヤカット缶・希望小売価格 税抜115円・2018年10月2日発売/約27.8kcal/カフェイン111mg/糖類約3.0g/氷結でおなじみのダイヤカット!

非常にバランスの良い『キリン ファイア 挽きたて微糖』のリニューアル版。コーヒー豆を直火で仕上げ、挽いてから18時間以内に抽出し、より香り高く後味すっきりに仕上げたという。

実際に飲んでみると、甘みはしっかりあるが、コーヒーのコクの印象が強く、舌の両サイドでコーヒーらしい苦味も感じる。これが直火の力なのだろうか。もちろんミルク感もたっぷり感じることができるので、一気飲みに適した飲みやすさも兼ね揃えている。非常に飲みやすいおいしさという印象だ。それでいて3製品の中で一番低カロリーで低糖というヘルシーな特色もある。

原材料名:牛乳、コーヒー、砂糖、全粉乳、脱脂粉乳、デキストリン/香料、乳化剤、カゼインNa、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)※原材料名は配合量が多いものから表記されるというルールがある

 

 

 

コカ・コーラシステム『ジョージア グラン 微糖』

185g アルミ缶・希望小売価格 税抜115円・2018年9月3日発売/約40.7kcal/糖類約4.6g

 

通常よりも30%多くコーヒー豆を使用して、しっかりとしたコーヒーの味わいを目指したという『ジョージア グラン 微糖』。すでに「ジョージア」には「エメラルドマウンテン」や猿田彦珈琲監修の「ヨーロピアン」という二大人気シリーズがあるが、エメマンが缶コーヒーの教科書のようなおいしさだとすると、ヨーロピアンはスペシャルティーコーヒー系列、そしてこのグランは香ばしさとコクを主眼に置いた味作りのようだ。

独自調査で微糖缶コーヒーを選ぶ人の大半が「甘さがありつつも本格的なコーヒー感が欲しい」と願っているところから誕生したこの製品。実際にプルタブを落としてみると、圧倒的な香ばしさに驚く。原材料名を二度見してみたが、香料は入っていない。缶コーヒーは法的に煮沸消毒が必要なので、この香ばしさを無香料で出すには相当な努力があったはず。

味わいはまとわりつくようなコクと甘味で、飲み込んだ後に香ばしい余韻が喉の奥から来たる。さすが。濃厚タイプ。

原材料名:牛乳、コーヒー、砂糖、クリーム/香料、カゼインNa、乳化剤、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)

 

あわせて読みたい:豆30%増量で濃いめに仕上げて、でも甘い本格コーヒー『ジョージア グラン 微糖』が大人の休憩時間をリッチにする微糖の中の微糖!

 

 

サントリー食品インターナショナル『ボス サントリーコーヒーロースタリーズ 微糖』

185g缶・希望小売価格 税抜115円・2018年8月7日発売※関東・甲信越エリア限定/約38.9kcal/カフェイン約111mg/糖類約6.5g

 

職人が厳選したこだわりのコーヒー豆を、海老名工場に新たに導入した高機能焙煎機で焼き上げ、深煎りでありながら苦味や雑味をおさえて、香り高く甘い余韻が続く味わいになったというのが、この『ボス サントリーコーヒーロースタリーズ ブラック/微糖』。新商品が多い(特に自販機専売)ボスだが、この製品は別格のようだ。

実際に飲んでみると、他の2製品と明らかに違う、さらりとしたテクスチャーのアメリカンタイプ。雑味もないが、苦味も甘みも抑えめなのが特徴だ。ほどよく入った酸味が香ばしさを引き立てる、グビグビ飲むタイプの味わい。系統としては大ヒット製品「クラフトボス」の延長線上にある味だ。

美味しいコーヒーというのは、苦味と酸味がぶつかり合っておいしい水のような味わいになることが多いが、これはそうした水感を感じさせる。ミルク感も控えめなだけに余計にそう感じるのかもしれない。糖類50%オフだが、3種の中では一番高い。

原材料名:牛乳、コーヒー、砂糖、全粉乳、脱脂粉乳、デキストリン/香料、乳化剤、カゼインNa、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)

 

あわせて読みたい:高機能焙煎機を擁する海老名工場を始動させてたどり着いた『ボス サントリーコーヒーロースタリーズ ブラック/微糖』の旨さを体感!

 

 

コーヒーに何を求めるかで違ってくるベスト微糖缶コーヒー!

RTD(開栓してすぐ飲める飲料)の代表格が、缶コーヒーのショート缶(イチキュー缶)。自動販売機前で選ぶことも多いタイプ。中でも微糖タイプは、人気が高い。そしてどの微糖が美味しいかというのは、甘み、コーヒー感など様々な要素で結果が変わってくるだろう。なので好みの一本に出会うためには、微糖缶コーヒーに自分が何を求めるかを考えてみる必要がある。

(写真左から)『ボス サントリーコーヒーロースタリーズ 微糖』、『キリン ファイア 挽きたて微糖』、『ジョージア グラン 微糖』

 

コーヒーの香りと甘味で一気にリフレッシュしたいなら『ジョージア グラン 微糖』、もうひと頑張りしたいときにキリッと飲みたい『キリン ファイア 挽きたて微糖』、パンと一緒に水分補給も兼ねてグビグビ飲みたい時の『ボス サントリーコーヒーロースタリーズ 微糖』という感じだろうか。ぜひ自分の好きな缶コーヒーを、この記事を手掛かりに見つけてもらいたい。

 

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記者

清水 りょういち

清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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photo by 尹 哲郎

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