きっちり酒感の6%で大人も喜ぶバーボンコーラ『ジムビーム ハイボール缶〈コーラハイボール〉』!

結構酔っちゃう6%!

 

ローラのCMでおなじみの、1795年にアメリカ・ケンタッキー州で生まれた世界一の売上を誇るバーボンウイスキー「ジムビーム」。すでにソーダを加えた「ジムビーム ハイボール缶」は存在するが、今回はしゅわしゅわのコーラを加えた『ジムビーム ハイボール缶〈コーラハイボール〉』がリニューアル発売となったので、飲んでみたい。

 

アルコール感がズシンとくるしっかり酔うための6%。コーラのお酒だと思ってナメてはいけない!

世界一の売上を誇るバーボンウイスキー「ジムビーム」。バーボンには定義があり、主原料は51%以上のトウモロコシ・ライ麦・小麦・大麦などとする他に、内側を焼き焦がしたホワイトオーク製の新樽に詰めて4年以上の熟成(満たない場合はそう表示する)が必要だ。

そして秘伝レシピで作られた原酒の熟成期間を倍以上に引き伸ばして生産されているのが「ジムビーム」という定番バーボンウイスキーである。熟成が進んでいるぶん、トゲトゲしたアルコール感はマイルドに変質、飲みやすさと芳醇な味わいを両立させた特有の味わいが特徴だ。

 

 

そしてウイスキー・コーク(コーラ)及びコークハイと呼ばれるのが、ハイボールのソーダの代わりにコーラを使うカクテルレシピ。ウイスキーのコーラ割りと言えば簡単か。甘さがあり、コーラの延長線上にある味わいがカクテル初心者でも飲みやすい。さらに使用するウイスキーにバーボンを使うと、香ばしさが加わり、より飲みやすくなる。

NEWの文字があるのがリニューアル品

サントリースピリッツ『ジムビーム ハイボール缶〈コーラハイボール〉』(350ml缶・希望小売価格 税抜160円・2018年10月16日発売)はそんなウイスキーコーク(コークはコカコーラの商標なので、それを使わない場合はウイスキーコーラ)を、手軽な缶に収めた製品だ。すでに発売していたが、今回より美味しくリニューアルしたという。

苦いなと思ったら、「苦味料」入り。1本換算すると糖類35gと結構なもの。飲み過ぎには気をつけたい

 

では、飲んでみよう。

いわゆるウイスキーコーラの類は甘さが強いものが多いのだが、これはどうだろう。ちなみにプルタブを落とした瞬間の香りは、まさにコーラ飴のムード。まさに初心者が喜びそうな美味しそうなお菓子系の香り。

しかしグビリと飲んで驚いた。甘さよりもビターが際立つ、大人のウイスキーコーラだったのだ。バーボンの荒くれ者イメージをきっちり踏襲するこの羊を被ったオオカミ的味わい。レモン風の酸味もあり、かなりパンチのある味わいである。

コーラを使ったカクテルとしては、甘みのあるラム酒をベースとした「キューバリブレ」も有名だが、それと比べると明らかに苦味方向に舵を切った味わい。そして6%の少々強めのアルコール感も、シブミさえ感じさせる大人の味。

コーラを使っているだけあって、ポテトチップスやポップコーンとの相性は抜群だが、通常のコーラのようにグイグイいくと、結構酔っ払うので注意。それらの食べ方をスローダウンして、ゆったりカウチソファでちびちび飲むのがおすすめである。

入手は全国の酒類取扱店、スーパー、コンビニエンスストアなどで可能だ。

 

公式サイトはこちら

記者

清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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photo by 尹 哲郎

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