『ペヤング パクチーMAX やきそば』嫌いな人が絶対手を出してはならぬ禁断の香りを存分にまとった問題作!

近年ブームを呼んでいるパクチー。別名コリアンダーとして各種料理にも使用されるが、やはりタイ・ベトナム料理で好き嫌いがはっきりわかるほどフィーチャリングされるのが有名。そのパクチーを大量投入したのが『ペヤング パクチーMAX やきそば』だ。

エスニックな風味が立ち上り、好きな人にはたまらないはずのえも言われぬ味わいが!

トムヤンクンなどのタイ人気料理やフォーなどのベトナム人気料理で使用され、受け付けるかどうか食べた瞬間にはっきりわかるクセを持っている食材がパクチー。記者も苦手だったはずなのだが、おたナビで以下の強力品などを食べるうちに若干慣れてきてしまったところもある。

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とはいえ未だに自分から好きこのんで突進してはいかないレベルのパクチー。そして今回取り上げるのが、まるか食品の『ペヤング パクチーMAX やきそば』(107gうち麺90g・希望小売価格 税抜185円・2016年12月19日発売)だ。戦々恐々としながらチャレンジしてみよう。


焼きそばなので、湯入れ3分で湯切りする必要がある。この最初の時点で約17gのパクチーを投入するのだけれど、この時点では全然大丈夫。というのもパクチーは乾燥するとほとんど匂いがないのだ。だから本番はこれから。


湯切りした後も、それほど感じなかったパクチー臭。ひょっとして楽勝かもと思うが、後入れのソースがやばかった。不思議なオレンジカラーに警戒しておけばよかったのだが、甘酸っぱい香りと強力なパクチー臭は、ここに隠されていた。


レモンとガーリックとエビと生姜とパクチーの香りが一気にハーモニーを醸し出し、タイ・ベトナム料理店に踏み込んだ時の感覚となる。やはりクセは強かった。甘いのか酸っぱいのか臭いのか、はっきりしてくれ! と叫びたくなる独特の臭気。それでも好奇心で食べる。


なるほど、何となくそちら方向の店で出てきそうな味わいではある。少なくとも日本の焼きそばメニューではないことはわかる。そして味自体は旨味もきちんとあるので、美味しく食べられる、それなりに。


やはりここから先は個人の嗜好の問題となる。記者は進んで味わいたくなる者ではないが、おそらくパクチー好きなら喜ぶに違いない。普段からパクチーを愛してやまない人限定でおすすめだ。

 

 

オススメ度:(ピンときたら、どうぞ)
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記者

清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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