『ポテトチップス キャビア味』マツコ・デラックスが酷評した究極の変わり種ポテチを味わってみた!

「わさビーフ」を主力商品とし、日々新しい領域の味わいのポテトチップスに挑戦し続けるネタ・イロモノ系スナックメーカーの雄・山芳が繰り出す今回の変化球は『ポテトチップス キャビア味』(65g・希望小売価格 税抜148円・2015年4月7日発売)。世界3大珍味で高級食材のキャビアが果たしてどういう結果を生むのか。以前トリュフ風味のカップ麺で少々痛い目にあった記者としてはどうしてもガードが上がってしまう。

 

キャビアといえばチョウザメの卵の塩漬けを指す。つまり海産物。それをポテトチップスにしている時点で生臭さに警戒してしまったのが本心。しかしパッケージを開けてみると意外とのり塩クラスの標準的な海産風味だった。ただ鼻を近づけてみると確かにちょっと腰の引ける生臭さはある。

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中から出てきたのはパウダーをキャッチしやすい細かなギザギザフォルムで、そこに墨汁の染みのようなものが広がっているのは正直不気味な見た目ではある。

早速食べてみる。テレビ番組で現在最も影響力のあるタレント、マツコ・デラックスが酷評していたことでも話題となった一品だけにどれだけの珍味が味わえるか興味半分・恐怖半分。

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確かにガリガリとした食感で噛み砕いたあとに広がるのは、キャビアの風味。食べてすぐはそれほど違和感なく、普通に美味しいと思った。よくクラッカーの上に鎮座していることの多いキャビアだが、それに近い食感。ただ後から生臭い風味が若干するけれど、日本人なら許容範囲ではないだろうか。

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そもそも生キャビアを練り込んだものでもなく、キャビア風味の香辛料を使用したというのも正解なのかも。香ばしいポテトの風味とあいまって、ついつい手が伸びる。少々塩辛いのんべが喜ぶ酒屋の珍味といった趣きは捨てがたい。

山芳のネタ系チップスとしては確実に美味しい部類。騙されたと思って一度食べてみても良いと思う。

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オススメ度:(良い商品です)
公式サイト:ポテトチップス キャビア味

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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