雑巾ルンバ『Braava 380j』(ブラーバ)は床拭き専用お掃除ロボット! あのルンバの姉妹品だ!

いもので2014年も残りわずか。今回はこの時期にもぴったりなお掃除ロボットをご紹介しよう。ボタンひとつ押すだけで、部屋の隅々まで拭き掃除をしてくれる 床拭きロボット『Braava 380j』(ブラーバ)である。今年7月に発売。 販売後、欠品状態となる人気ぶりで11月末より販売を再開したばかりだ。

 

雑巾ルンバ、『Braava 380j』(ブラーバ)

雑巾ルンバ、と呼ぶのはあまりスマートではないかもしれないが、これが『Braava 380j』(ブラーバ)の特徴を一言で表しているように思う。「ルンバ」は全自動ロボット掃除機のパイオニアである。数多の類似商品が発売されたが、「ルンバ」はもはやロボット掃除機の代名詞として、日本人に定着した感さえある。ブラーバは、雑巾がけができる、はじめてのロボット掃除機なのである。

31-1

 

「ブラーバ」は、「ルンバ」と同じiRobot社の製品!

「ルンバ」が人気を博したのは、その性能の高さに理由がある。コンセプトが面白いだけでなく、ちゃんと床が綺麗になる。だからこそ、販売台数を伸ばした。そして今回の『ブラーバ』は、ルンバと同じiRobot社製の新商品。きっと機能面でも満足させてくれるのではないかと、期待が膨らむ。

 

「ルンバ」は自動掃除機として埃などを吸ってくれるが『ブラーバ 380j』は拭き掃除専用のロボット。水拭きとから拭きの2つの清掃モードが選べ、皮脂汚れなどのベタベタ汚れやほこりなどのザラザラ汚れを残さず綺麗にしてくれる。拭き掃除専用ということで、使用できる場所はフローリングやタイルのある場所。木材、タイル、ビニール、リノリウム、ラミネートなどが使われた床材となる。畳やじゅうたん、カーペットなどには使用できない。

つまり、細かいゴミを取るだけなら『ブラーバ』はルンバの上位互換的な使い方ができるが、じゅうたんまでは掃除できない、というニュアンスだ。じゅうたんは3mm以上の厚みがあれば自動で認識するので、乗り上げてしまう恐れはない。
31-2

 

『Braava 380j』(ブラーバ)のパッケージ内容

まずは中身を見ていこう。
31-3
セット内容は、ブラーバ本体、ACアダプター、急速充電スタンド、NorthStarキューブ、ウェットクリーニングパッド、ドライクロス(白)、ウェットクロス(青)、導水キャップ(交換用)、単2形電池(2本)、取扱説明書。

31-4
はじめに本体の充電をする。急速充電スタンドにACアダプタをとりつける。

ここで気付くのが、ルンバとの大きな違いである。ルンバの場合は、部屋の掃除が終了したり、電池が少なくなると、自動的に「ホームベース」と呼ばれる充電スタンドに戻って充電を開始する。しかし『ブラーバ』は、手動でスタンドに立てる必要がある。後述するが、このほかにも『ブラーバ』はルンバと違っていくつかの手作業が必要になる。全自動ではないという点は、よく認識しておく必要があるだろう。