2014年は梅酒で乾杯!みなさま、よいお年をお迎えください!『梅酒プレミアムセット 梅酒ヌーヴォー&梅酒エージド』

まや“ヌーボー”はワインだけのものではない。日本伝統の梅酒の世界でも、和歌山の酒造大手・中野BCが、この12月9日、「梅酒ヌーボー」を解禁。同社が梅酒ヌーボーを発売するのは、今年で3年目だという。

中野BCでは、今年の梅酒ヌーボーと、6年熟成のヴィンテージ梅酒をセットにした『梅酒プレミアムセット 梅酒ヌーヴォー&梅酒エージド』を販売。熟成の異なる2種の梅酒を飲み比べできる、自家用にも贈答用としても、かなり気になる商品なのである。

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メーカーのリリースでは、今年の梅は、「真夏日の多い高温と時期の良い恵みの雨が幸いし、ここ数年で最も大きく育り、梅本来の酸味のしっかりとした味のヌーボーに仕上がった」ということ。

見た目にも、今年6月に漬け込んだばかりのフレッシュな梅酒ヌーボーは、その液体が黄金色に輝いている。6年熟成した梅酒エージドの濃い琥珀色と比べると、その差は歴然だ。

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味の方は、商品を購入してのお楽しみ。この液体の色以上に、味の違いもいはっきりしているが、ヌーボーはヌーボーで、とても爽やかな美味しさがあり、エージドは、やはりヌーボーとは比較にならない深みが感じられる。両者を飲み比べることで、どちらもより美味しく感じられるところが、このセットを作ったメーカーの、粋なはからいだ。

また、このセット、ボトルやラベルがとてもオシャレで、テーブルに置いて、眺めているだけでも、満足感が高い。ヌーボーは四角、エージドは丸のボトルで、若い尖った味わいと、まろやかな熟成を表現しているのだろうか。

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またラベルの裏側、つまり瓶の内側には、金と黒をベースにした梅の花がデザインされていて、それが梅酒を通して浮かび上がる様は、嫌が上にも高級感が醸し出される。

この『梅酒プレミアムセット 梅酒ヌーヴォー&梅酒エージド』は全国の酒屋や、中野BCのホームページから通販でも購入できる。ヌーボー、エージドそれぞれ、200ml入りのボトルで、2本セット税込2100円。12月9日から1月31日までの期間限定販売となっている。

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また、同社のホームページには、「梅酒ヌーボーレシピ」として、梅酒に合う、梅を使った料理5品のレシピも公開。単に、梅酒を売るだけでなく、梅酒を取り巻く文化の認知度アップに一役買っている。

驚いたことに、中野BCの地元、和歌山県海南市では、「海南市地酒で乾杯を推進する条例」なるものも、今年10月に施行されたようで、新年の乾杯酒として、地元の梅酒ヌーボーは盛り上がりを見せそうだ。

いよいよあと3日で、新しい2014年を迎える。新しい年の幕開けにふさわしい「梅酒ヌーボー」で、あなたも乾杯!

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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