【構想5年】専用国産トウモロコシ使用『マイクポップコーン マイスタースペシャル ソルトバター味』を食べてみた!

ポップコーンマイスター総監修のこだわりが詰まった国産ポップコーン

 

今年で65周年を迎えるマイクポップコーンが、ついにブランド初となる北海道産ポップコーン専用トウモロコシを使用した国産ポップコーン『マイクポップコーン マイスタースペシャル ソルトバター味』を新発売! 紆余曲折しながらも約5年の歳月をかけて作り出したこだわりの製法と味わいをたしかめてみた。

 

香ばしさが特徴的! 5年の歳月をかけて作られた北海道産トウモロコシ100%使用

1957年に誕生したジャパンフリトレー(茨城県)の「マイクポップコーン」は、日本初のポップコーンブランド。これまでは米国産のコーンを使いながら、定番の「同 バターしょうゆ味」や今年8月に発売された新定番「同 オリジナル 極みだし味」など、さまざまなフレーバーを開発し続けてきた。

しかし、65周年を迎えた今年、ついにブランド初の北海道産トウモロコシを使用した『マイクポップコーン マイスタースペシャル ソルトバター味』(40g・希望小売価格 税込156円・2022年10月31日全国発売)を発売。とうとう純国産ポップコーンを誕生させた。

初年度は生長がうまくいかず全滅。2、3年かけて品質が安定したとのこと

しかも、単に国産トウモロコシを使用したわけではない。「マイクポップコーン」専用のトウモロコシを生産するべく、北海道の契約農家と約5年もの歳月をかけて作られた、まさに究極のポップコーンである。

開発には、開発歴30年以上のベテランであるポップコーン“マイスター”伊藤氏が生産から携わり、栽培から製造方法までを総監修。従来と同じ製法ではひび割れが多く発生するなどさまざまな問題が発生したが、素材の特性に合わせた加熱方法や時間を突き止め、香ばしくサクサクとした食感を完成させたという。

ジャパンフリトレー初の試みとなる「RSPO認証マーク」を表示(人権や環境に配慮したパーム油を使用)

もちろんフレーバーにもこだわりっており、塩味をベースに、風味とコクのあるバターをプラス。北海道産バターと風味の良い発酵バターの2種類を使用し、塩味とのバランスを緻密に調整しながら、国産ポップコーンの素材の良さを生かした味付けがされている。

パッケージは従来から大きく変わった素朴なデザイン。シンプルでありながら、コーンに対するこだわりが伝わってくる(伊藤氏の似顔絵付き)。

食物繊維4.1g(レタス約1.5個分)

白く輝く『マイクポップコーン マイスタースペシャル ソルトバター味』を食べてみた!

袋を開けるとぶわっと広がるバターの香りと、それに負けないコーンの香ばしさ。ぱっと見いつもと同じように見えるが、よく見るとひび割れがほとんどない。そのためか、全体的に白く輝いて見える。いや、本当に。

「同 バターしょうゆ」はバタフライとマッシュルームタイプの2種類だが、今回はバタフライタイプのみ

ポップコーンの形はバタフライ型で、味はとても上品。はじめはバターのコクと旨味を感じつつもすぐに塩味が現れ、そして噛むほどにポップコーンの香ばしさが鼻へと抜ける。バターを使うと支配的な味になりそうだが、それぞれの味がきちんと感じられる1対1対1のバランス感。濃厚ではない味わい深さが楽しめた。

「同 バターしょうゆ」より味は落ち着いているが、味の深みがある

食感は前評判通りのサクサク。もともとサクサクとしていたが、空気を含んだような軽い食べ応えに仕上がっている。噛んでもキュッとしないふんわり感というと分かりやすいだろうか。これこそが、マイスターが追求した国産の食べ応えというわけか。

ブランド初の国産トウモロコシを使った『マイクポップコーン マイスタースペシャル ソルトバター味』は、全国のスーパー、コンビニほかで発売中だ。

 

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記者

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 尹 哲郎

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