伝統の味を残したい! 地元高校生とますやみそが共同開発『海田さつま』のおいしさを全国へ

全国に広まれ! おいしい郷土料理の味!

 

広島県に伝わる郷土料理「海田さつま」をご存じだろうか? この伝統の味を残したいという想いから開発された『海田さつまの素』をご紹介しよう。

 

郷土料理「海田さつま」とは!? 伝統の味を守るために立ち上がったのは地元の高校生たち!

株式会社ますやみそ(広島県呉市)は国産大豆のこだわり味噌、糀、甘酒などを手がけている。広島県安芸郡海田町に江戸時代から伝わる郷土料理「海田さつま」。

 

「海田さつま」とは、鯛などの白身魚を焼いてすりつぶし、焼き味噌とだしでのばした料理。ごはんにのせて食べるのが一般的だという。西国街道で参勤交代の時に、殿様に献上した料理が海田町の一部に残っているのだとか。

おいしいけぇ、たべてみ?

調理方法は、まず魚を焼き、身と骨に分ける。骨で出汁をとり、身は焼いた味噌、いりごまを加えてすり鉢で混ぜ、出汁でのばす。最後に、こんにゃくとねぎを加えたものをごはんにのせる。調理には手間がかかることから、近年では食べる機会が減り、地元住民でも「海田さつま」という料理を知らない人もいるという。

 

そんな伝統の味を残したいと立ち上がったのは、地元広島県立海田高校家政科の生徒たち。広島安芸商工会を通じ、広島県老舗味噌メーカーである「ますやみそ」と共同開発をする運びとなった。

「この伝統の味をもっと広めたい!残したい!」として、そんな想いが込められた『海田さつまの素』(100g・希望小売価格 税込324円・2021年3月1日発売)。「海田さつま」を手軽に味わえるように、魚の身、焼き味噌、いりごまをすり鉢で合わせる工程までができているもの。あとは、こんにゃくとネギを加えるだけ!

 

こだわりの原材料で、そのままでもおいしい

原料にもこだわっており、味噌も3種類ブレンドしてある。さっぱりとした米みそ、甘みのある麦みそ、コクの出る豆みそが使われており、みそのコクを感じられる仕上がりに。魚は「鯛」が使われている。

もちろん、このままでもおいしい! 鯛の旨みと味噌のコク、ごまの香りがしっかりと感じられる。冷奴にのせたり、きゅうりにつけたり。味噌ダレとして味わうのもあり。

郷土料理「海田さつま」を味わうには、湯通ししたこんにゃくと青ネギを加えて混ぜ合わせよう。

 

これが郷土料理「海田さつま」! ごはんがすすむ味わい!

こんにゃくの食感と、ねぎの香味が加わることでまた味わいが変わる。

炊き立てのごはんにのせていただきます! 鯛、味噌、ごま、それぞれの旨みが調和。ネギが入ることで味が引き締まる。こんにゃくは味噌と相性がいいので、すべてが混ざり合うことで絶妙なおいしさ。魚のおいしい地域の漁師めしと言った感じ。関東出身の記者は初めて食べてみたが、これは万人受けする味わい。おいしいご飯のお供にぴったりだ。

ごはんと一緒に食べるのはもちろんのこと、酒の肴としてもおすすめ。特に日本酒に合いそうな気がした。

 

高校生考案の様々なアレンジレシピも公開中!

海田高校の生徒考案の『海田さつまの素』を使ったアレンジレシピも公開中。小松菜を使った白和え、炊き込みご飯、バーニャカウダ、じゃがいも炒め、鯛めしなどなど。どれも「この素を使ったらおいしそう! 」と思えるレシピばかり。100gという容量も使い切りやすく便利だ。

発売場所は、海田町を中心とした広島市内の量販店の食品売り場で購入できる。

地元の高校生たちと地元企業の熱意がギュっと詰まっている商品。その想いを感じながら、ぜひ伝統の味を味わってみて。

 

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記者

蘭 よう子

デザイン専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。ライター歴14年。カメラマンも兼任。記事内の料理やアートワークの制作もすべて担当している。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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