ホームパーティーに最適!フカイ工業の「ピザメーカー」2種類でピザを焼き、その違いを比較してみた!

 

様々な家庭用調理機器が発売されている中、パーティーシーズンの今、注目したいのがピザ焼き器。フカイ工業からは2種類のピザメーカーが発売されているが、その違いとは?『さくさく石窯ピザメーカー (FPM-160)』『回転石窯ピザ&ロースター (FPM-220)』で実際にピザを焼いて、その差を比較してみた。

 

本格ピザが楽しめる!?ピザメーカーの実力とは

フカイ工業株式会社『さくさく石窯ピザメーカー (FPM-160)』(希望小売価格 税別15,000円)は、約400度という超高温で、一気にピザを焼き上げるのが特長。一方『回転石窯ピザ&ロースター (FPM-220)』(希望小売価格20,000円)は、調理中にプレートが回転し、ムラなく焼き上げることができる。

 

どちらも30cm大のピザを焼くことが可能。さらに、特殊な石のプレートで食材の余分な水分、油分を飛ばし、表面はこんがり、中はふっくらの本格ピザが楽しめるというが、それぞれに違ったメリットがありそう。市販の冷蔵ピザを焼いて、その差を検証してみよう。

 

『さくさく石窯ピザメーカー (FPM-160)』

本体サイズは、幅351×奥行346×高さ205mm

茶色のセラミックプレート、ピザパドル、 お料理ノートが付属している。

タイマー設定は、最長15分。低(約100~180℃)・中(約180~220℃)・高(約320~410℃)の3段階の温度調節が可能で、フタを開けると上下にヒーターが付いている。

まずは、温度調節ダイヤルが「OFF」、タイマーが「0」になっていることを確認し、セラミックプレートを本体にセット。

コンセントを差し込み、フタをしめてセラミックプレートを「高」で予熱する。今回はよりサクサク生地を味わうために、10分予熱してからピザを焼くことに。ふわふわのピザを食べたい場合には、予熱なしで焼いてもOKだ。

タイマーの「チンッ」という音がなり、パイロットランプが消えて予熱が完了したらピザをのせる。この時、ピザパドルでピザを回して水分を飛ばしておくのが、くっつかないように仕上げるコツ。

 

フタを閉めたら、タイマーを3分あたりにセット。高温で焼くので、こんなにも短い時間で焼き上がるのだとか。まるで、お店のピザ窯みたい!

加熱を始めると、さっそくチーズがグツグツと溶け始めた。窓があるので、焼き具合がよく見える。途中、焼きムラを防ぐために、ピザパドルを使ってピザを回すのがポイントだ。

タイマーが鳴り、ミトンを使ってフタを開けると…うわ~、おいしそう!

生地はクリスピーのようにサクサクだが、焦げた堅さではないのが不思議。どこか軽さのあるカリッとした食感は、たしかにオーブンやトースターでは味わえない。ピザは「高温かつ短時間で焼き上げるのがおいしい」とよく聞くが、これが400度で焼けるピザメーカーの実力ということか。

今回は市販の冷蔵ピザなのでクリスピーのような食感だったが、手作り生地であれば、ふわふわのナポリピザも焼く事ができる。

ちなみに「ピザメーカー」という名称だが、ピザだけでなく、ローストビーフやお好み焼きなどの調理もできる。

使用後は、洗剤は使わずヘラなどでコゲや食材を取り除き、油分はかたく絞った布巾で拭き取ること。水洗いはできないのでご注意を。

 

『回転石窯ピザ&ロースター (FPM-220)』

本体サイズは幅343×奥行378×高さ204mm。白色のセラミックプレート、ディシュパン、ピザパドル、お料理ノートが付属している。

『さくさく石窯ピザメーカー (FPM-160)』との違いは主に3つ。

調理中にプレートが回転すること最高温度が約230度であること(『FPM-160or』は約410度)、そしてディッシュパンが付いていることだ。

それでは、さっそく使ってみよう。使い方は先程とほぼ同じだが、ヒーターは下火(約190度)・上火(約210度)・自動(約230度)の3段階。タイマーは最長で30分。ピザの場合は「自動」を選び、タイマーを回して5分予熱する。

タイマーが鳴ったら、ピザをセット。ヒーターは「自動」のままにして、タイマーを回して10分程焼いていく。

こちらも窓があるので、焼き具合が見えるのが嬉しい。ピザがくるくると回転するため、たしかに均一に火が入っているのがよくわかる。

「チンッ」とタイマーが鳴ったら、ミトンを使ってフタをオープン。見た目にもふわふわで、こちらも絶対においしいはず!

ピザパドルでお皿に移して、一口食べてみると、サクッとした食感のあとに感じられる生地のしっとり感。『さくさく石窯ピザメーカー (FPM-160)』とは、また違うおいしさがある。

さらに『回転石窯ピザ&ロースター(FPM-220)』は、ディッシュパン付き。これによってパエリアやグラタン、フルーツケーキといった汁気のあるものも調理することができ、メニューの幅を一層広げることができるのだ。

 

今年のクリスマスパーティーは、家庭でお店の味を楽しんで

家庭用オーブンレンジ以上の超高温で調理できる『さくさく石窯ピザメーカー (FPM-160)』と、アイデア次第で調理の幅がますます広がる『回転石窯ピザ&ロースター(FPM-220)』。お好みのピザメーカーで、今年のパーティーは、お店と変わらないサクサクふんわりピザを楽しんでみては?

 

2種類ともに遠赤効果があり、たとえば焼き芋は石焼き芋と同等のホクホク感を楽しめるなど、ピザ焼き以外にもメリットはもりだくさん!

購入は、全国の量販店やネットショップで。

 

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記者

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中村あさか

小学生と幼稚園の息子を持つ30代。埼玉県の戸建て住まい。編集&ライター歴7年。

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photo by 尹 哲郎、中村あさか

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