『ペヤング カレーやきそばプラス納豆』やりすぎ冒険作でおなじみのまるかがクサまず問題作を投入!
カレー味の焼きそばも、百歩譲って納豆味の焼きそばもニオイはともかく良いと思う。しかしその二つを合体させると話は別。話題の『ペヤング カレーやきそばプラス納豆』を勇気を出して食べてみた。
後入れかやくの納豆を入れなければ良かったと後悔することしきり…
まるか食品の問題作『ペヤング カレーやきそばプラス納豆』(120gうち麺90g・希望小売価格 税抜185円・2017年11月27日発売)。激辛系は食べられないほど辛く、わかめやパクチーを敷き詰めるなど、いつも良い意味でなく驚かせてくれる。そして今回はカレー+納豆。
もともとカレー焼きそばは大好きである。順序でいえば普通のカレー焼きそばを製品化、レギュラー化するのが流れではないか。カレー味、うれしいねと思わせた後の”+納豆”、これはもう悪意さえ感じられてしまう。
作り方はいつもと同じ。ただかやくはポテトとニンジンというカレーらしいものが先入で、後入れかやくに問題の納豆がひきわりの形でフリーズドライされている。湯入れ3分後に湯切りをしても、何も特徴的な香りはない。
むしろソースを加えた段階では実に美味しそうな香りのカレー味焼きそばである。誘惑に負けてつい、その段階で食べてみた。実に美味しい。程よく辛い王道のドライカレー的な味わい。この上にあえて納豆を入れるのだから、それを超える勝算があってのことだと信じたい。
カレーソースを入れてかき混ぜた後、納豆を投入。ウッと来る臭さ。くじけずにかき混ぜるとカレーと混じってニオイも少し控えめになるが、かき混ぜる箸がどんどん重くなる。そう、粘ついているのだ。
食べてみる。香ばしいカレー味の焼きそばを台無しにするぬるっと感。臭いし、ぬるぬるは気持ち悪い。正直これは久々に食べきれない強力な作品だった。
なので年末年始の忘年会・新年会での罰ゲームにぜひオススメしたいと思った。入手はセブンーイレブン、イトーヨーカドーなどのセブン&アイ各店舗にて可能だ。
photo by 尹 哲郎