連続25本使用可能な一体型と、細身で指持ちしやすい分割型、好みで選べるアイコス互換機『Luckten Pro/Pro2』!

写真左が『Luckten Pro2』、右が『Luckten Pro』

 

昨年11月にアイコスがフルモデルチェンジして、「アイコス3」「アイコス3マルチ」の2機種となった。以前と違い、入手にもさほど苦労はなくなったが、以前として初期費用を抑えられる互換機も人気だ。そこで本家同様、一体型と分割型となるアイコス互換機『Luckten Pro/Pro2』を紹介しよう。

 

25本連続使用可能な『Luckten Pro』、分割時2本、合体時30本の連続使用が可能な『Luckten Pro2』

ほぼ今までと同様の仕様で丈夫になった分割型「アイコス3」、連続10本使用可能に進化した一体型「アイコス3マルチ」という進化を果たしたアイコス。旧モデルとなる「アイコス2.4Plus」も併売されているが、それでも税込7,980円という価格は少々高いと感じる人も多いだろう。

アイコス互換なので、「マールボロ」「ヒーツ」のヒートスティック が使用可能だ

2機種ともぎゅっとコンパクトな印象

とくに紙巻きタバコからのスイッチ組は、もともとデバイス代はなかったので、余計に感じやすいかもしれない。そんな中、安価なことから互換機を選ぶ人も少なくない。最近では本家よりも連続使用本数なども多くなっていたりもするので、ヘヴィースモーカーにとっても魅力はあるだろう。

 

 

そこで今回は、高級感のあるルックスと使い勝手の良さが光る2機種を紹介したい。

 

 

矢継ぎ早のチェーンスモーカーに向いている
Shenzhen Luckten Technology『Luckten Pro(ラクテンプロ)』

70×38×22mm/73g・販売価格 税込4,000円・発売中/連続25本使用可能/バイブ機能・クリーニング機能有/2.5時間フル充電/90日間保証

 

シンプルかつコンパクトなルックス、それでいて驚異の25本連続使用が可能な『Luckten Pro』。アイコスを普段運用している人のサブ機としても活躍しそうな味わいの互換機だ。違いは加熱ブレードではなく、ピンタイプになっているところだが、加熱温度が340℃と高温なので、約300〜350℃加熱のアイコスとよく似た味わいが実現できる。

掃除がしやすい!

 

ピンタイプはかえってヒートスティックがさしやすく、抜くときも汚れがつきにくいというメリットがある。形状的にもメンテナンスはしやすい。アイコスはしばらく使っていると味が落ちてしまうので、クリーニング作業が必須だが、構造が単純な分、掃除もしやすい。

ただアイコスの喫煙時間が約6分なのに対して、『Luckten Pro』は約3分半と短めなのに注意したい。そのため一回が短く、矢継ぎ早に吸うチェーンスモーカーに向いている機種と言えるだろう。ヴェポライザー的に考えると、1本でもう一度吸えそうな感じがしたので、吸ってみたら、おお、吸える。

 

 

あと驚いたのは加熱待ち時間の短さ。15秒程度でブルブルっとスタンバイOKを伝えてくる。嘘だろう、と思って吸うと、ちゃんと吸えるからすごい。

 

 

ヒートスティックをマイルドに吸うことができる
Shenzhen Luckten Technology『Luckten Pro2(ラクテンプロ2)』

78×21×41mm/91g・販売価格 税込4,599円・発売中/連続25〜30本使用可能/バイブ機能・クリーニング機能有/2〜2.5時間フル充電/90日間保証

 

『Luckten Pro』の弱点とも言える、1回の喫煙時間をアイコスと同じ約6分間に拡張した『Luckten Pro2』。「アイコス3」や「アイコス2.4Plus」と同じ、分割が可能で、ホルダーが超スリムなのが面白い。おかげでいわゆる紙巻きタバコのような、指の間に挟みつつ、何かしらの作業をするということができる。

「アイコス3」や「アイコス2.4Plus」だと、同じことをしようとするとぶっとい葉巻感が出てしまうし、少し重く感じるが、この『Luckten Pro2』は細くて軽いので、普通に可能だ。これは楽しい。

 

 

ホルダー内部には、本家よりも華奢な加熱ブレードが備わっており、『Luckten Pro』よりはヒートスティックをさすのに力がいる。さすがにくわえ煙草は無理なのだけれど、加熱式タバコに切り替えてから忘れていた指で挟んで持つスタイルができて、ながら喫煙がしやすいのが良かった。

でもやっぱり見た目は葉巻かな…

 

分割してもしなくても使えるというのも面白いし、ホルダーをセットする本体内側に充電用Micro USBポートがあるので、ホルダーをセットしていると充電できないという仕様も不思議だ。さらに温度を300℃と312℃に切り替えられるのだが、その高温で12℃の違いはほぼ区別がつかない。

 

 

ただ味はアイコスの300〜350℃よりも下回る分、マイルドな味わいになり、記者的には好みだ。タバコ葉は200℃あたりでニコチンを気化させるので、300℃あれば十分だと思う。それでもグローの240℃、プルーム・エスの約200℃よりは高いわけで、喫味はかなりしっかりしている。

 

 

加熱式タバコは、加熱温度が高くなればなるほど喫味は強くなるが、ニオイも強くなる。なのでこのくらいで楽しむほうが、部屋にニオイを(アイコスよりは)充満させなくて済むので、使い勝手がいいと思う。

 

 

自分の喫煙スタイルに合わせて選ぼう

 

入手はどちらもAmazonにて可能だ。

公式サイトはこちら

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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photo by 清水葉子

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