パナソニック『衣類スチーマー(NI-FS530)』忙しい朝ハンガーにかけたままシワ取り完了!消臭・脱臭効果で、お出かけ前に気分爽快

着ようと思った洋服がシワシワ、だけどアイロンまでかけるのはちょっと面倒…そんな時に活躍してくれるのが衣類用のスチーマー。テレビ通販などでもよく見かけ、気になっている人も多いのでは? 今回はパナソニックの最新『衣類スチーマー(NI-FS530)』を入手、その機能性を確かめてみた!

 

『衣類スチーマー』って本当にシワが伸びるの?購入か否かをかけて、記者が使い勝手をガチ検証!

2013年から販売しているタイプの製品が2016年にはシリーズ累計出荷台数100万台を突破するなど、新たな家電としてジワジワと定着しつつある、パナソニックの衣類スチーマー。この4月に発売の『衣類スチーマー(NI-FS530)』(オープン価格・想定価格 税別12,000円前後・2017年4月21日発売)は、昨年4月に発売された商品の改良版。あらゆる点で使いやすさが向上しているという。

実は記者、この『衣類スチーマー』というモノを買うか買わぬか、とても迷っていた。個人的に家事の中でアイロン掛けがもっとも苦手で、できればやらずに乗り切りたい…でも、夫や子どもにシワシワの洋服を着せるのは申し訳ない…でもでも、スチーマーって本当にシワが伸びるのかわからない…というスパイラルからなかなか抜け出せずにいたのだ。だから今回は、記者が『衣類スチーマー』を実際に購入するか否かが掛かった、とてつもなく大事な検証なのである。

注意点としては、衣類の素材によって使い方に違いがあること。皮革製品には使用できず、ベルベット、ウール、カシミヤ、アクリル、シルクは必ずアイロン面を衣類から離してスチームを当てなくてはいけない。

箱を開けると、説明書と給水専用カップ、スタンド、そして衣類スチーマー本体が入っている。まずは専用カップのMAX位置まで水を入れ、本体に水を注ぐ。

フタは完全に本体に沿った形ではなく、下側は浮いたようなデザイン。空気穴が付いているので、こちらを上にしてしっかり締める。これで準備は完了だ。

本体をスタンドにおいて電源プラグを差し込み、本体の横側にあるスイッチをONにすると通電ランプが点滅。これが点灯に変わると使用OKとのことで、今回この立ち上がり時間が従来の30秒から24秒に短縮されたという。たった6秒と思わなくもないが、朝の忙しい時には6秒だって短いほうが嬉しい。実際、点滅時間をカウントしてみたが、たしかに20秒ちょっとで点灯に変わった。いつものアイロンと比べて、その時間は明らかに短い。

まずは定番のジャケットから試してみる。スチームボタンを押すと、初めは蒸気が出るまでに少し時間が掛かる。だが、一度出てくるとその後はボタンを押している間「ブッ、ブッ」という定期的な振動とともに、絶え間なくスチームが出てくる。従来品からワイドスチームに進化したといい、噴射幅も4.2cmから6.2cmに拡大したのだとか。ジャケットをハンガーに掛け、全体的に伸ばすようなイメージで引っ張りながら、スチームを当ててみる。おお~!伸びた伸びた!!

クリーニングに出した時ほどのピシッと感はないが、柔らかにシワが伸びてくれるので自然な仕上がり。10cmを3秒ほどで移動しながら全体のシワを伸ばしていくが、あまりシワがない部分にはそこまで時間をかけなくても大丈夫。MAX給水で約4分スチームが出るといい、衣類1着であれば余裕で終えることが可能だ。

『衣類スチーマー』は360°スチームなので、スチーマーを傾けて使っても蒸気は噴出され続ける。しかもコンセントのコードも長いので、何も気にせず思うがままにシワのある部分にスチーマーを当てることができる。

続いて、気付かぬうちにシワシワになってしまっていることが多い薄手のニットにも挑戦。これも伸びる~!嬉しすぎる~!! ニットは直接アイロンを当てることができないため「着てれば伸びる」と自分を誤魔化してきたが、これで自信を持ってニットを着て外出できる。

 

そして、絶対に試してみたかったのが子どもの空手の道着。洗濯するたびシワッシワで目も当てられない状態だったが、アイロンを掛けるのはなんか違う気がしてそのまま着せてきた。スチームを当てると、かなりシワが深いため今までのようにすぐには伸びないが、それがまた適度でよい感じ!

『衣類スチーマー』は、アイロンとしても活用できる2WAYタイプ。アイロン台を用意して、立ち上がりに50秒ほど待機してからハンカチを伸ばしてみる。スチーマーなので通常のアイロンより蒸気にパワーがあり、そこにプレスが加わることでしっかりとシワが伸びてくれる。本体は長さ15cm×幅7cm×高さ15cmとコンパクトなので、使い勝手も言うことなし。気付けば記者は『衣類スチーマー』の虜である。

 

嬉しい点は他にも。高温スチームで衣類の脱臭・除菌効果に繋がるのだ。ニオイの染みついたスーツなどは洗うことが難しいが、『衣類スチーマー』を使えばシワも伸びるし脱臭・除菌もできる。すべてが一度に済めば時短にも繋がるし、本当にありがたい。

さらに、60分使わなければ自動的にヒーターがOFFになる機能も搭載。うっかり電源を切り忘れてしまっても安心だ。

 

本当にシワは伸びることが判明!筋力アップでさらに快適に!?

素晴らしい点ばかりの『衣類スチーマー』だが、重さは700g。ずっと使い続けていると結構腕が疲れてくるが、これは完全に記者の筋力のなさが原因かも…。そんな人でも、衣類1枚程度であれば問題なく済ませることができるのでご心配なく。

『衣類スチーマー』は、家電量販店やインターネット通販で2017年4月21日発売。ダークブルーとピンクゴールド調の2カラー展開だ。もちろん記者は購入決定。それどころか、“一家に一台衣類スチーマー”という時代が来るのでは!?と感じる大満足の検証だった。

公式サイトはこちら

記者

中村あさか

小学生と幼稚園の息子を持つ30代。埼玉県の戸建て住まい。編集&ライター歴7年。

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